2020年のオリンピック東京招致が新聞を賑わしたりしていますが、本当にそれでいいのかなぁ。。。と思ったりしています。
オリンピックを起爆剤に世の中に活気を取り戻そう!ということが良いとか悪いとか言うより、もっと焦眉の問題が手つかずのままだということです。
一つは原発のこと。
2年半が過ぎても、事故収束の目途どころか、隠されていた問題があちこちから噴出して、一歩先さえよく見えない状態になっています。
東電という一企業任せではどうにもならないことが露呈し、国が重い腰を上げるポーズを見せていますが、では策があるのかといえば…
そんな中で、再稼働だ、海外輸出だ、、、一体どうなっているのでしょう?
今必要なことは、まずは福島第一原発の廃炉に目途をつけることです。
汚染水の処理、原子炉の管理、そこに住民が、国民が納得できる道筋を示すことです。
そこがクリアできれば、「不測の事態が起きたとの対処」を確立することが可能になるでしょう。
それと同時に行わなくてはならないのが、今ある核廃棄物をどう処理するか。
再処理=100%リサイクルではないのですから、全量再処理したとしても廃棄物は発生しますから、問題を多少先延ばしするにすぎません。
最終処分場のない中間貯蔵施設は、現状における最終処分場です。
それすら全国の原発の廃棄物をカバーすることは不可能なのです。
これらがきちんと議論され、結論が出され、そこで初めて再稼働や新規増設の是非が検討されるべきでしょう。
二つ目は震災や大規模災害のことです。
3.11の被災地はもちろん、集中豪雨や竜巻などの自然災害に遭った地域の復興がまだ全然進んでいません。
地元の方々は大変な努力をされていることと思いますが、国は他人事のような対応しかとっていません。
今後も南海大地震、富士山爆発など、想定される大規模災害があるのですから、そこに人もお金もつぎ込んでいくことが必要でしょう。
都会のビルの中の机の上でばかり物事を見ていると、切迫感がないのでしょうね。
逆に現場の中で物事に対処しているだけだと、全体が見えてこないかもしれません。
その両方をきちんと繋いで、建設的な議論ができるよう、私たち有権者が考えなくてはならないことが沢山ありそうです。
オリンピックを起爆剤に世の中に活気を取り戻そう!ということが良いとか悪いとか言うより、もっと焦眉の問題が手つかずのままだということです。
一つは原発のこと。
2年半が過ぎても、事故収束の目途どころか、隠されていた問題があちこちから噴出して、一歩先さえよく見えない状態になっています。
東電という一企業任せではどうにもならないことが露呈し、国が重い腰を上げるポーズを見せていますが、では策があるのかといえば…
そんな中で、再稼働だ、海外輸出だ、、、一体どうなっているのでしょう?
今必要なことは、まずは福島第一原発の廃炉に目途をつけることです。
汚染水の処理、原子炉の管理、そこに住民が、国民が納得できる道筋を示すことです。
そこがクリアできれば、「不測の事態が起きたとの対処」を確立することが可能になるでしょう。
それと同時に行わなくてはならないのが、今ある核廃棄物をどう処理するか。
再処理=100%リサイクルではないのですから、全量再処理したとしても廃棄物は発生しますから、問題を多少先延ばしするにすぎません。
最終処分場のない中間貯蔵施設は、現状における最終処分場です。
それすら全国の原発の廃棄物をカバーすることは不可能なのです。
これらがきちんと議論され、結論が出され、そこで初めて再稼働や新規増設の是非が検討されるべきでしょう。
二つ目は震災や大規模災害のことです。
3.11の被災地はもちろん、集中豪雨や竜巻などの自然災害に遭った地域の復興がまだ全然進んでいません。
地元の方々は大変な努力をされていることと思いますが、国は他人事のような対応しかとっていません。
今後も南海大地震、富士山爆発など、想定される大規模災害があるのですから、そこに人もお金もつぎ込んでいくことが必要でしょう。
都会のビルの中の机の上でばかり物事を見ていると、切迫感がないのでしょうね。
逆に現場の中で物事に対処しているだけだと、全体が見えてこないかもしれません。
その両方をきちんと繋いで、建設的な議論ができるよう、私たち有権者が考えなくてはならないことが沢山ありそうです。