にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

インフルエンザはB主体に? 溶連菌も?

2016-03-15 10:31:09 | 病気のはなし
今年のインフルエンザは学校や園ごとに型の偏りがある上に、ダラダラと流行が続くという、ちょっと異例の展開です。
今週に入って(昨日と今日)どんぐりで診断したインフルエンザは全例B型なので、もしかするとA型はそろそろ終わりに近いのかもしれませんが、卒業・卒園関連行事等も続いているので、まだまだ安心はできませんね。
しかもインフルエンザが陰性なのに高熱が続くケースも増えてきていて、様々な感染症が混在している状況です。
昨年来ずっと流行中のマイコプラズマ、RSウイルスやヒトメタニューモウイルスによると思われる気管支炎、さらにはむつ病院の報告では溶連菌も出始めたようです。
間もなく春休み、そして新年度のスタートですから、体調管理には十分に注意してくださいね。