いよいよ夏休みになりましたね。
暑い日が続くと思われますが、熱中症に注意しながら、思いっきり外遊びしましょうね!!
さて、クリニックやむつ病院の感染症発生状況をみてみると、ヘルパンギーナや手足口病が出始めています。
昔は「高熱+喉ちんこ周りの口内炎=ヘルパンギーナ」「舌や頬の口内炎+手のひら・足の裏の水疱=手足口病」と教科書に載っているような典型的なものが多かったのですが、ここ数年は両者の症状がまぜこぜになったような(高熱+喉ちんこ周囲口内炎+手足の発疹)タイプや、手足口病なのに四肢全体に発疹が出たり、爪の変形を伴ったりするタイプなど、ウイルスの変化を考えさせられるようなケースが増えてきています。
とは言っても、いずれもエンテロウイルスという腸管内で増えるタイプのウイルスによる夏カゼですから、病気を治すような薬はなく、安静(休養)とこまめな水分摂取が治療の基本であることには変わりありません。
エアコンなどを使って涼しい環境で、口内炎があっても辛くないものを飲み食いさせて、ゆっくり休ませてあげてくださいね。
時にウイルス性髄膜炎や心筋炎などの合併症をきたす場合があるので、嘔吐を繰り返したり、ぐったり元気がなくなったりといった症状が出てきた場合には、医療機関を受診してください。
症状が軽減しても唾液から1-2週間、便から4週間程度ウイルスの排泄が続くので、集団生活をお休みすることが他者への感染阻止に有効とは言えないので、発熱がなく飲食がほぼ通常通りにできるようになれば登園・登校OKと考えてよいでしょう。
暑い日が続くと思われますが、熱中症に注意しながら、思いっきり外遊びしましょうね!!
さて、クリニックやむつ病院の感染症発生状況をみてみると、ヘルパンギーナや手足口病が出始めています。
昔は「高熱+喉ちんこ周りの口内炎=ヘルパンギーナ」「舌や頬の口内炎+手のひら・足の裏の水疱=手足口病」と教科書に載っているような典型的なものが多かったのですが、ここ数年は両者の症状がまぜこぜになったような(高熱+喉ちんこ周囲口内炎+手足の発疹)タイプや、手足口病なのに四肢全体に発疹が出たり、爪の変形を伴ったりするタイプなど、ウイルスの変化を考えさせられるようなケースが増えてきています。
とは言っても、いずれもエンテロウイルスという腸管内で増えるタイプのウイルスによる夏カゼですから、病気を治すような薬はなく、安静(休養)とこまめな水分摂取が治療の基本であることには変わりありません。
エアコンなどを使って涼しい環境で、口内炎があっても辛くないものを飲み食いさせて、ゆっくり休ませてあげてくださいね。
時にウイルス性髄膜炎や心筋炎などの合併症をきたす場合があるので、嘔吐を繰り返したり、ぐったり元気がなくなったりといった症状が出てきた場合には、医療機関を受診してください。
症状が軽減しても唾液から1-2週間、便から4週間程度ウイルスの排泄が続くので、集団生活をお休みすることが他者への感染阻止に有効とは言えないので、発熱がなく飲食がほぼ通常通りにできるようになれば登園・登校OKと考えてよいでしょう。