宮部みゆきの「楽園」を読み終えた。6日にテレビ番組を見て、それがきっかけで、原作を読んでみようと思ったので、ざっと一週間掛かったことになる。私は、本を読むのがとても遅い。一字一句頭の中に入れて、番組の場面を思い出しながら、そして私なりに自分なりに文章からイメージする映像を浮かべて読んでいくため、遅々として進まないのだ。昨夜も12過ぎまで読んでいて、今日は今日で、午前4頃には目が覚めてしまい、読みふけってしまい、今になってようやく読み終えたという次第だ。
これだけの内容をわずかな時間の中で、まとめ上げていく脚本家の人は、改めて凄い能力だと思う。また、仲間由紀恵や黒木瞳といった大物俳優を使うだけに、製作スタッフも監督も相当熱を入れて作った番組だったのだろうと改めて思った。そういう意味で、俳優を選んで番組を見ることって、失敗がないように思う。なぜなら、それだけ金を掛け、熱を入れて作ったという一つの表れだから・・・・
ところで、独り暮らし、誰に影響も受けにくいということは、生活のリズムを崩しやすいということに繋がることだ。概ね一週間のうちに、上下巻1000ページを超える作品を読み、物語が佳境に入って来ると、それこそ何もかも後回しにして、小説を読むことに没頭している。睡眠時間だって削ってしまうし、食事の時間もいい加減になっていく。まあ、それができるのが、独り暮らしの気楽なことなのだが・・・
まあ、これでしばらくは小説とお別れだ。また、写真でも撮ってきて、それを眺めることにしよう!