![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/41/3fead432ba2184cadebba723f089bac1.png)
そして、政府はいつも決まって言い訳するのは、「想定外」の出来事があったからとする。新型コロナウイルス感染の拡大についても同様だろう。確かに、新型コロナウイルスがこれ程猛威を振るうなどということは誰も予想できなかったことだろう。しかし、新型インフルエンザ、SARS、 MERSといった新種のウイルスが発見され、脅威になったことは記憶に新しいことだ。その当時も新種のウイルスが現れて感染が広がる危険性について、警鐘が鳴らされ、その対応について検討されていたのだろう。今回の新型コロナウイルスもこうした一連の新種のウイルスによる感染であり、当然、想定されていて然るべきことだ。
話は変わるが、新型コロナウイルス感染で国中が右往左往する中、検察庁法改正法案を国会で審議を始めれば、国民がどんな反応を示すか、余程が鈍感な人でも想像はつくだろう。何しろ、黒川検事長の定年延長が問題視され、法務大臣が野党の追及にしどろもどろになる醜態を演じ、記憶に新しいことだ。そんな中、国家公務員の定年延長法案に混ぜて、国会審議を通過させようとしたわけだから、反発が増えるのは当然のことだ。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とはよく言ったものだ。「鶏は三歩歩くと忘れる」というが、安倍総理は1,2か月過ぎれば忘れてしまうのだろうか?あああ、出て来るのはため息ばかりだ!