安倍政権は、東京都の新規感染者が連日200人を越えているのに、県境を越えることの自粛を求めないという。何ということだ!無症状の感染者が多いことが分かってきているのに、そして、増加してきているというのに、地方への観光客を増やす政策「GoTo」キャンペーンは予定通り実施するという。今、首都圏では、感染を減らすことに躍起になっているところだ。首都圏からの観光客が増えるということは、感染者が地方に拡大することは自明の理だろう!
コロナ以後の新しい生活を、安倍政権は口にするものの、その本質を全く分かっていないのは、安倍政権なのだ。GoToキャンペーンを決めたから、辻褄合わせの屁理屈を並べ、感染拡大に目をつぶり、何が何でも、一度決めた政策を実行しようとする。そんな安倍政権の愚かさが見えて来る。本当に悲しい限りだ。もし、アメリカ大統領のような強権を与えられていたら、アメリカの二の舞になるところだったと考えると、背筋が寒くなる思いだ。
遠くの観光地に目を向けるのではなく、地元の観光地に出向いて、少し長い期間滞在するようにし、生活を楽しむ。地元の良さを再発見する、それこそが、コロナ以後の生活なのではないでしょうか?