部屋の窓が二重窓に変わった。ここはマンションの角部屋、窓が全室に付いていて、開放があって閉じ込められているという感じがない。これは、とても大事なことで、部屋に窓があることで、息苦しさは一切感じることなく、生活できる。しかし、その一方、そのことがこの部屋の欠点でもあった。それは、外気が入りやすく、また、窓を通じて、外の気温によって部屋の温度が大きく変化することだ。妻がいなくなって、独り暮らしになると、冬などは殊更寒く感じるようになった。特に、今年の冬は誰に聞いても、今年は寒いね!というくらいだから、独り暮らしには厳しかった。
喫茶店で、常連客と雑談している時、「うちは、二重窓になっているから、それ程寒くはないです。」というのを聞いた。確かに、二重窓ならば、寒さはかなり和らぐ。昔、那須に住んでいた時、途中から新築の部屋に移ることになり、そこが二重サッシになっていたので、経験済みだった。でもね、郊外とは言え、二重窓にするまでの必要はないと思っていた。でも、その話を聞いて、この寒さは何とかしなければと、衝動的に、前後の見境なく、リホーム会社を訪ね、二重窓工事を行ったわけだ。今、七十代前半、幾ら電気代が安く済むといっても、工事代金を回収できるとは思えない。電気代金を気にせずに、エアコンを付けっぱなしにした方が経済的と言えたが、全く衝動的に、工事を行った。
今、この時刻、外気は冷えて、18度くらいまで落ちてきている。でも、部屋の温度は25度近くある。このところ、部屋の温度は24,25度辺りをキープできている。これはかなり快適な生活だ。それと窓のサッシが二重になっているのを利用して、サッシを互い違いに開いていると、雨が降っても、風が吹いても、大きく影響なく換気できるという利点があることに気が付いた。
この快適さは夏も維持できるのだろうかと気になるところだ!