ハンドルを切れば曲がる。今では、当たり前の話だが、昔は、ハンドルを切っても曲がらない車がたくさんあったものだ。高速で上手に曲がるためには、それなりのテクニックが必要だった。スローインファーストアウトなどという言葉がある。カーブを曲がる時には、カーブの手前で十分減速し、アクセルを踏みながら、ハンドルを切るということだ。もっともこれはFR車について言えることで、FFならば事情は変わり、減速しながらハンドルを切った方が曲がりやすい。
昔、私が乗っていたMARKⅡステーションワゴンは、カーブを曲がると、後輪が滑って膨らんでしまうという欠点があった。そのため、カーブに入る前に、シフトダウンして、アクセル調整しながら曲がる必要があった。夜中に首都高に入ると、みんなが物凄いスピードで走っていたので、周りの速度に合わせて走るのが大変だった記憶がある。
スバルレオーネのGTSも、ハンドルを切った時の癖があって、結構苦労したものだ。所謂、FFのハンドリングの癖だ。その後、車を着くる技術の進歩で、ハンドリングの癖は解消され、だいたいはハンドルを切れば、切った通りに曲がってくれるようになったように思う。
今乗っている車、トヨタのウォーリスハイブリット、ヨーロッパなど外国で売られていた車だけに、高速安定性は素晴らしく、不安を感じることなく、アクセルを踏むことが出来るし、多少、高速でカーブに入っても、不安を感じることなく、ハンドルを切った通りにトレースしてくれる。運転の疲れは、これで大きく拝承された。まあ、車の技術進歩は素晴らしいものだが、スピードを出し過ぎれば、事故も起こりやすい。まずは、安全運転を心掛けたいものだ。
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