「桜を見る会」を巡り、菅官房長官は10日の記者会見で、招待客名簿を行政文書管理簿に記載していなかったこと、廃棄についても、同法に抵触することを認めた。しかし、これまで政府は一貫して、法に基づいて適正に廃棄したとの主張を続けてきた。これは、国会で野党の質問に対してずっと嘘の答弁を繰り返してきたことになり、問題性はとても深刻だと言わざるを得ない。
仮に、管理簿への不記載や廃棄の手続きの違法性について気づかなかったとしても、国会で答弁する際に、きちんと公文書の廃棄についてきちんと調べずに答弁していたという不誠実な対応への批判は免れないだろう。
法治国家としての基本的な手続きが無視されてきたということは一大事だ。官僚が忖度を重ねる中、腐敗を進行させてしまった責任は、その政府の長である安倍総理にあることは、いかなる詭弁を弄しても、否定できないことだろう!
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