さて、お正月も3日目になり朝からのんびりと起きてゆったりと朝ごはんを食べました。
でも明日から仕事の奥さんが、何を買う訳でもないけれども正月気分を味わいたいと言うことでお買い物に行きました。
3日ともなると少しは少ないかなと思っていたら、駐車場は満車で大変なことになってました。
最近では元旦から開いているお店も多いのですが、昔は松の内と言われる1月7日まで殆どのお店がお休みでした。
若い頃、正月に緊急の仕事で職場に行ったものの、いざ昼ご飯を食べようと思ったらどこのお店も開いていない。
そうなるとますます我慢できなくなり事務所の鏡餅をコンロで焼いて食べてしまい、仕事始めに上司からえらい怒られた思い出があります。
その後、年中無休のコンビニが全国に拡がりはじめると、町のスーパーなんかも負けてはならじと、あの店が4日から開けるならうちは3日からだ。
それならうちは2日に初売りをするぞ・・
ええぃ、こうなったら元旦から店を開けるぞぉ・・
みたいなことになって今に至っているのでしょうね。
店員さんも折角のお正月に大変でしょうに、競争などせずに全国一斉に正月は休むという雰囲気を作っていってもらえば良いんでしょうけれどもね。
まあ聞けばコロナ禍をきっかけに3日まで休むという大型店舗も出てきているようなので良いことだと思います。
世の中、便利になると同時にいろんな風情が無くなっていきますね。
サービスと言いつついろんな物が過剰に与えられすぎて、それが当たり前になると中毒みたいにそれなしでは満足できなくなるものらしいです。
自分の子供の頃のお正月と言ったら、貰ったばかりのお年玉をフル活用して、コマ回し、メンコ、凧揚げ、かるた、みたいな遊びに夢中になって日が暮れるまでワイワイ言って遊んだものであります。
今は正月と言っても、晴れ着を着ている人が通りを歩く訳でもなく、家の前に日の丸も掲げず、子供たちが通りで遊ぶこともなくなりました。
孫たちが大人になったらお正月なんて行事も遠い昔のイベントになっているのかも知れませんねぇ。