北海道の身近な風景

北海道内の身近な自然の風景。

厚真⇒シューパロ湖⇒桂沢湖⇒三笠⇒栗山⇒厚真:6月1日2014

2014-06-01 18:48:33 | Buellビューエル・ツーリング

今日は朝から眠くて、バイクに乗ったらしゃきっとするかと思って走り始めたら、

ねむいねむい。

いつまで経っても眠気が覚めず、結局最後まで眠いツーリングでした。

バイクがなんと多かったことか!シューパロ湖~桂沢湖の間はクルマよりバイクの

ほうが多かった、実際。ホンダのバイクの「バイクが好きだあ!」などのCMがよくできて

おり、バイクのイベントも多く、お笑い芸人のバイク番組などのおかげでまた、ちょっとした

バイクブームが起きているのかも知れません。

(カメラ:LumixGF2+LuixG14mmF2.5)

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厚真町は地図のもっと下になります。

 

青々とした新緑の林が水没進行中であることがよくわかります。

確かに景色はすばらしいですが、自然生態系、住民の生活等々の犠牲の上での

景色は釈然としないものがあります。

 

大夕張ダム(堤高67.5m)が1962年にできたことにより水が貯まったダム湖が

シューパロ湖ですが、大夕張ダムが洪水調節機能が弱いとのことで、大夕張ダムの

下流155mの場所に夕張シューパロダム(堤高110.6m)が昨年2013年に完成しま

した。これにより大夕張ダムは完全に水没します。もちろん集落があり、289戸も水没

するため、反対運動等で10年程完成は遅れたそうです。

 

国土交通省等のお役所はやいろいろダム建設の必要性を説きますが、実際には夕張

川等の下流域の氾濫原地域(基本的に川の堤防は現在の位置よりもっと外側に造られ

るべきで、流れに沿って堤防を築くだけでは何百年後には川床が高くなり天井川の状態

になって行きます。)や海抜低地の住居を高台に移転させたり、洪水被害覚悟で低地に

住み続ける場合は自己責任にするなどの方法で解決したほうがダム建設より安上がり

の可能性もあり、一番の目的はやはり大手建設会社の利益でしょう。地元住民は観光地

化の期待を抱きますが、人造湖はあまり観光地として成功する例は少ないです。

やはり自然の湖を見たときのような人間の心理に与える感動に違いがあり、人造湖の

場合はあまり感動的な感じがしないのが、不思議なところで自然の神秘的な部分です。

 

こちらが下流側、大夕張ダムの方角。すでに水没していると思われます。


展望台(駐車場)が何箇所かあり、ここが一番下流側(ダム側)の展望台。駐車スペース

が狭すぎます。

 

今日はオフロード用ヘル。GoProのカードが読込みできず、撮影は断念~

風の音がロードヘルと比べるとかなりうるさい。

 

遠方に見えている高い山は夕張岳。

コメント
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