北海道の身近な風景

北海道内の身近な自然の風景。

むかわ町仁和・帯広・穂別ダム:6月4日2014

2014-06-05 19:42:04 | ドライブ写真

昨日は帯広までクルマで行きました。

むかわ町穂別経由で道央自動車道のむかわ穂別ICから高速に乗りました。

(カメラ:Canon5dM2MagicLantern2.3+TamronSP AF28-75mmF2.8)

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穂別までの道筋に集落がいつくかあり、ここは最初の集落、仁和(ニワ)地区。

小さいけど立派な神社が町の中心にあり、仁和神社前というバス停があります。

特に屋根が立派です。

北海道も小さな町や村に必ず神社があります。

お寺はなくても神社はあります。

日本では宗教というより、シャーマニズムからの継続で神道に繋がっているようです。

ただ、北海道の場合、神社の由来はさまざまで、開拓村落の場合は本州の郷里から

北海道に移住する際に郷里の神社を分祀したり、そのまま持ってきたり、また、大きな

町では富国強兵明治政府時代の戦争神社的な神社もあります。

北海道の入植は明治維新時と太平洋戦争敗戦時との2回大きな流れがあるようです。

 

基本的には五穀豊穣を祈願して神様にお願いするというのが基本になっています。

縄文時代の遺跡がある場所の近くの山に神社がある場合は、もともとは縄文人の

祖先であるアイヌの人々の聖地だったところが、和人の入植後に神社になったと

いうところもあるようで、実に興味深い一面が北海道の神社にはあります。

小さな神社も由来を調べて歩けば、歴史の真実探求的な楽しみが味わえると思います。

 

神社祈願で使う、大麻(おおぬさ)とアイヌの儀式で使うイナウとは基本的にそっくりです。

歴史的にはもともとは縄文人の儀式で使われていた例えばストーンサークルなどの聖地が

弥生時代になって朝鮮半島から日本列島に進出してきた漢民族と縄文人が混交するうちに

今の神社の形になっていったのかも知れません。想像するだけでわくわくしますね。

夢はタイムマシンで実際に過去に戻って検証することですが、なかなか難しいです。


ここはJR帯広駅近くの線路高架下です。

昨日は帯広市内を走っていて思いましたが、帯広は町もゆったりしていて、車も混雑して

なく、風もさわやかで(暑いのに)とてもいい町だなあと。

雪の降雪量もそれほど多くはなく、人口密集の上に雪まで超多い札幌に比べると

はるかに住みやすい町と言えるかもしれません。

 

この角度からみるとかなり”マッシブダイナミクス”してるなと思いついパチリ。

クルマはやはりデザインも重視したくなります。


帰り道、道央自動車をむかわ穂別IICで降りてすぐのところにある穂別ダム。

施行はやはり大手ゼネコンの鹿島建設。地元業者は下請けばかりですがそこそこ

儲かります。小さいけど自社ビルも建てたり。


ダムの下側はこんなきれいな緑地です。

 

ロックフィル式と習った気がする型。

中心遮水ゾーン型フィルダムという型式です。


湖の中を通っている道が国道274号、石勝樹海ロード。


ダム脇にはこんな立派な黄色い鳥居の神社があります。

工事の安全祈願の神社かも知れません。

 

むかわ町穂別栄地区を流れる鵡川。西日が河原に林の影を落とす。

 

こちらは下流側。河原がじ実にきれいです。自然のままの貴重な川です。

 

橋の上からひょっと下をみると河原の土部分に無数の点々が。

どうやらシカの足跡のようです。川を渡って大勢が移動してるのですね。

150年前の北海道(蝦夷島)を彷彿とさせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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