4年使ったベリンガーのNOX101の横フェーダーが音漏れするようになりました。
結果的にはフェーダーの溝に綿棒を突っ込んで清掃、接点復活材を吹き付けて復活しました。調子の悪かったCUEフェーダー含め、他のフェーダーも掃除しておきました。
何が困ったと言えば、元のはんだの融点が異常に高かったことです。
初めはフェーダーを取り外して完全分解するつもりでしたが、一般的な30Wのはんだごてでは溶かせず、温度調節機能付きのもので500度(最高温度)に設定してやっとという感じでした。寒い日だったとはいえ暖房はつけていますし、そもそも寒くてはんだが溶けないなど聞いたことがありません。500度でも吸取り線で除去しきれなかったため、これ以上は熱で基盤が傷むと判断して分解は諦めました。
ロットによって違うのかもしれませんが、NOX101の分解は全く勧められません。