DJみならいのモデルガンブログ

20年近くだらだらと書いています。モデルガン、自転車などの記録。

WA AR-7 エクスプローラー(過去記事リメイク)

2024-05-04 21:02:36 | ・WA AR-7 エクスプローラー

 過去記事リメイク第2弾は、プラモデルガンの傑作、WAのAR-7です。

 元の記事はこちら↓

 https://blog.goo.ne.jp/downstairs4/e/3b0f6599a5200a64866d12dac2de9239

 実銃はアメリカのアーマライトが1960年に発売した22口径のライフルです。国内では1963年公開の映画「007/ロシアより愛をこめて」に登場して有名になりました。実銃の製造権は後に44ブルドッグで知られるチャーターアームズに移りますが、1992年には倒産してしまいます(参考:月刊Gun 1995年8月号 モデルガン・アンタッチャブル)

 WAのモデルガンはチャーターアームズ時代のものをモデルアップしており、1982年の秋に発売されました。このモデルガンの特徴は、バレルやレシーバーを分解してストック内に収納できるという実銃のギミックを再現していることです。

 管理人は2008年頃、大阪阿倍野のガンショップセトグチで中古品を買いました。存在を知るだけで実際に見たことがなかったので、他の人に買われないようその場で半金を入れた初めてのモデルガンです(笑) かつてのLA梅田・トレジャールームでも、2箱くらい積んであった気がしますね。現在の相場は完品で3万円強といったところです。

 外箱はマット調の黒い紙箱で、軟質素材の持ち手が付いています。このタイプの箱には既視感があり、思い出せばタカトクのSSシリーズも持ち手が付いた紙箱に入っていました。

 本体はほとんどがプラスチック製で、金属パーツはスチールのトリガーとセフティ、マガジン、ボルトハンドルくらいです。しかし、梨地仕上げのバレルは質感が良く、上のGun誌の記事でも"16インチもの長いバレルを目立ったヒケもなくきちんと成型したあたりもサスガというほかない。"と評されています。

 実銃のフロントサイトはアルミの別パーツですが、モデルガンはバレルと一体成型のプラスチック製。リアサイトは上下のみ調節できます。

 発火方式は5mmのキャップ火薬を使うオープンデトネーターのストレートブローバックです。マガジンとカートは実銃よりやや大きく、実銃のマガジンにモデルガンのカートを詰めることはできないようです。作動はほとんど動かしたことがなく感触が分かりません。どちらかと言えば鑑賞向きで、ガチャガチャ遊ぶタイプのモデルガンではないと思います。

 分解については、バレルは根元のリングを緩めて前方に抜き取り、フレームはグリップ底のスクリューを回してストックと分離することができます。

 実銃は、ストックパッド(パッドキャップ)を閉めると完全防水になり、水に浮くと言われています。その重さは、実銃が1200グラム強なのに対して、モデルガンは250グラムほど軽いだけなのです。モデルガンのストック内部の仕切りは発泡スチロールでできており、本当に水に浮くのではないかと期待してしまいますね。



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