懲りもせず、また塗ってみました。
Specializedの完成車、Allez(アレー)からの取り外し品。キャリパーブレーキ対応。ほぼ未使用と思われる中古で、スタファンナットが最初から埋まったストレスフリーな仕様。メーカー純正なので、ある程度の品質が保証されてるのも良いですね・・・
なんて書いてアレですが、入手当初、ブレードを揺するとシャカシャカと音がしました。どうやら内部に何か異物が残っているらしく、先端の穴から砂利のようなものがャ鴻ロ落ちてくる始末。瀬戸物を焼く前に、新聞紙か何かで型を作ると思うんですが、そんな感じが。仕様なのか?
塗装1回目。黒色は
前回と同じソフト99の塗料を使用。クリア層を剥ぐのに400番未満のペーパーを使った所為で、かなり磨き傷が残ってしまいました。少しくらいなら塗料で隠れるだろう、と思ってましたが、さすがに頼り過ぎ。
フォークは一応カーボン製を謳っているものの、塗装を剥いてみた感じ、カーボンはブレードの中央30㎝程度で、先端はもちろん、コラムからブレードへ至る肩の部分までがアルミと思われます。上を見ても20万までの完成車から取った部品なので、贅沢言ってはいけません。
一気に飛んで、塗装4回目。全てやり直したのでなく、傷が目立つ箇所や、気泡などを局地的に修正しています。ペーパーの目は1500番だったかな。塗料を遠ざけて吹いており、ツヤがありません。
意外と重いんですよ、このフォーク。以前のV台座付きより体積的に減少している筈が、重量はほぼ変わらず。まぁアルミコラムじゃどれも大差ないですが。<開き直り
ウレタン塗装後。今回は
イサムのウレタンクリアを投入。ソフト99のウレタンクリアは、1度に厚塗りするのがコツで、表面張力を使えとの但し書きまで。対してイサム製は、薄めの重ね塗り推奨。こちらの方が一般的な塗装方法でしょう。
噴射の勢いはソフト99が上。イサムは、どちらかというと霧吹きのようで、そこそこ長持ちします。上手くいけば、フレームと合わせて1本で塗りきれそう。通常のクリアを選びましたが、わりと梨地の仕上がりになりました。つや消しに向いた塗料なんだろうか。塗り手の腕も上げなきゃダメですな。