クランクを167.5mmから、170mmのスギノTD2に戻しました。
何回か書いてますが、クランクの2.5mmは感覚がかなり変わります。167.5は自分にとって、使える範囲の下限と考えます。79デュラは、4月からレースやブルベで頑張ってくれました。確実に3,000kmは使いまして、チェーンリングの磨耗が気になっていたところ。オフシーズンを待って交換となりました。
1シーズン使って、デュラエースは原則決戦機材で、性能を高めた反面、下位グレードより耐久性は劣ると感じました。少なくとも、チェーンリングとスプロケについては。STIレバーも、中身がブラックボックスで分からんのですが、ちょっとアヤシイ。
正確には、劣るというより、加工や仕上げが繊細なんです。複雑な形の歯を持つチェーンリングは典型例。だから、その辺がナマってくると動きもニブります。クランクは最高のパーツのひとつでしょう。硬すぎて膝痛持ちには辛い(笑) 未使用ですが、ブレーキキャリパーなんか良さそうですね。
表題のチェーンリング。
TD2には48Tを付けており、どうしても50Tを使いたくて買いました。
そもそも48Tを選んだのは、当時乗っていたクロスバイクのギアが48/38/28×11-32の8速で、これをフロントダブル化、9速化するため。自分の脚力に合わせたのではありません。50Tを使いだしたのは79デュラを買ってからです。
50Tは重いです。普及しているギアですが、自分は使いこなすのに必死です。スプロケのトップギアは12T。48×12に不足を感じてステップアップしたものの、スプロケに11Tを増やせば良かったとさえ思えます。しかし、ノーマルギア使いに平地で勝つには、前50が欲しいのです。
話が逸れました。
PE110、仕上げは抜群に良いです。薄く残る切削痕はもちろん、黒い部分はテフロン加工のフライパンの如く滑らか。5600のチェーンリングと迷いましたが、こちらを選んで大満足。板が厚く、刃(歯)先の加工もデュラ程ではないので、寿命は比較的長いでしょう。変速性能はデュラがズバ抜けるだけで、こんなもんかと。チェーンを持ち上げる補助ピンが良い仕事をしています。48のほうはピンがひとつ脱落しており、耐久性に注目です。
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土曜の日中はクランク交換とその他諸々。
今日の練習時間は1時間しか取れませんでした。1時間で何ができるねんと思いましたが、この機会に試したいことをしました。
自宅の周りをハイペースで走ります。ひたすらに。
コースは平坦ではありません。というか、平坦はありません。ちょっとした播磨中央公園(ローカルネタ)のような感じで、5分の2が上り、残りは下りで1周2kmってとこですか。片側2車線で、信号は8箇所くらい。30秒~1分もがいて信号、の繰り返しになります。
5~6周で終わりました。最後は胃の中のナニが戻ってきました。
先週のエンデューロで意外だったのは、午後のレースで30km巡航を保ったこと。別に良いのですが、午前中に爆発して、午後はタラタラ流すシナリオとは違った結果でした。ブルベを原因にはしませんが、自分のペースで長く走るのに慣れて、自分より速い他人のペースに着いていく力は伸びませんでした。瞬発力も落ちました。持久力は維持~向上と言えます。あくまでマイペースでの。単独練はこういうところが損ですな。
つまり、練習の強度が足らんということです。