最後に最高峰まで行ったのが2012年8月。去年は右膝を痛めて摩耶山でお茶濁しだった。
ふもとのスーパーでスーパーカップ抹茶とスメ[ツドリンクを補給。ここまで10kmの登坂で既にバテ気味。
鈴蘭台側のコスモ石油を左折して侵入。やはり以前よりキツいし、摩耶山との分岐点までが長く感じる。やめとくか?という言葉がよぎった時、対向車線から来た1台のロードレーサー。
EURO-WORKS。
E1クラスの選手を持つショップ系チームのジャージだ。こういう連中はいわゆる名所を練習場所に選んでいるようだ。六甲山も車の往来は多いが、例えば仮想伊吹山として十分だろう。
そうしてやっとエンジンがかかり、絶対頂上まで行く!という気持ちが生まれた。
スーパーから最高峰まで約1時間。ペースは速くても15km/h程度。伊吹山の時と同じくらいだ。これを20km/hで走れば表彰台が見えてくるが、600kmブルベの記録を10時間短縮するのとどちらがたやすいか。
山頂は思ったより涼しく、半袖1枚は軽装すぎ。腹を冷やしてしまった。折り返してカンツリーハウスだったかのトイレにin。補給しすぎちまったぜ・・・とドヤ顔で入ったが、内心は空いててくれ!空いててくれ!と必死で祈っていた。カンツリーハウスの便器は綺麗な洋式であった。今度何か買って帰ろう。
下りに入り、プリウス、プリウス(2台目)、細いタイヤのネイキッド(250cc?)、俺、黒の軽でトレインを成す。先頭が結構な安全運転で、46×12のヘボアウタートップでも追いついてしまう。
鈴蘭台側の「関の茶屋」を過ぎた上りで、プリウスと250がアクセルを踏み込んだ。今日はこれをやりに来たんや!とこちらも渾身のアタック!
右ふとももが攣ったか?と思った直後、突然コントロールを失うハンドル。減速しつつシッティングに戻り、体勢を立て直す。後ろの軽とは車間距離に余裕があった。右手で「スマン」と合図し抜いてもらう。軽はハザードを点滅させてゆっくり去っていった。
残りは流すかと、ふとリアのブレーキレバーを握ると、妙な重さが気になった。山林を抜け、施設の駐車場で後輪を見る。
フレてる。すっごいフレてるよ!
兄ちゃんヤワなホイール使ってるからだぜ(組んだの自分だが) クイックリリースもずれたみたい。ハンドルうねった時に変に力かかったかな? 10月に組んで200kmのブルベにも出たんだけど。。。
リアブレーキのクイックを解放し、大雑把にフレ取り(持ってて良かったニップル回し) 家までタラタラ走って終了。練習用ホイールが元通りになるまで、後ろはレーシングゼロを使います。