・マルゼン ワルサー PP サンドブラストフィニッシュ
専用のサイレンサーを装着。これに合わせて購入したわけではないが、マルゼンのPPかPPK/sはそのうち手に入れるだろうと考え、先に買っておいた。いや、正直なところ、バーゲン中のショップで目ぼしいものが見あたらず、やけで買った側面もある。同時にKSCのM93R用精密バレルも入手したのだが、おそらくこちらの出番が来ることはあるまい(何で買うかなぁ)。
PP自体も他のトイガンと一緒にまとめ買いしたものだ。前から欲しかったので、パッケージを見つけるやいなや素早く確保。お目当ての物は、動くのに邪魔になっても初めから抱えておいた方が吉。目の前で他人に獲られるのは精神衛生上よろしくない。しかし、当然だが中古である以上中身はしっかり確認しなければならない。蓋を開けて上から眺めるだけではダメだ。私は横着してしまったので、スライド先端下部のクラックを発見できなかった。私が購入した時点で、スライドは限界を超えていた。持ち帰ってから気が付いたのでは、遅すぎるのである。
このサイレンサーには本体の他に、マズルアタッチメントと、赤・青・黄の3枚の説明書が付属。マズルアタッチメントとは、ネジ山が切られているブッシングのことで、このPPには最初からセッティングされていたが、初期のPPK/sのブッシングにはネジ山が無く、その場合はこれと交換せよとのこと。赤の説明書は、PPK/sブローバックカスタムにサイレンサーを付ける際の諸注意。ブローバック機だとこの「カスタム」にしか装着できないらしい。黄の説明書は初期PPK/sへの装着方法。青の説明書にはPPと後期PPK/sの分解手順に関して補足されている。何度も弄っているのに、青紙を見るまでトリガーガードのトリックに気が付かないとは・・・。
取り付けは簡単だが、マニュアルを見ていて散々警告を受けるのが、サイレンサーを締めすぎるなということ。サイレンサー側のネジ山の根元にはOリングがはめ込まれており、この部分にかなり気を使っているようだ。
私の個体はメインスプリングを弱体化させているので、もちろんブッシングを固定する(スライド内側に押しつける)力も弱い。だからサイレンサーを装着すると、接合部がガタガタしてしまうのである。自身の重みと重力が働き、斜め下に傾いている状態では正確な射撃など不可能。したがって、サイレンサーはもはやスパイごっこのオブジェと化した。ちなみに純正のスプリングを使用の上で装着した場合は、ちゃんと真っ直ぐに保持できるのでご安心を。
装着後は、発射音の「バスッ」から「ボスッ」へと明らかに低くなった変化が認められるため、消音効果は発揮されていると言っていいだろう。ブローバックしないので、問答無用にターゲットへ次々と弾を叩き込めるのが良い。正直、私は撃つだけならブローバック機より固定ガスガンの方が好みである。サイレンサーの効果もあり、淡々と撃てることが楽しかった。今はもう現役を引退したが、撃つ楽しみを教えてくれたのはこのPPである。マルゼンから、いつかリニューアルモデルが、「New PP」が発売されることを期待したい。
専用のサイレンサーを装着。これに合わせて購入したわけではないが、マルゼンのPPかPPK/sはそのうち手に入れるだろうと考え、先に買っておいた。いや、正直なところ、バーゲン中のショップで目ぼしいものが見あたらず、やけで買った側面もある。同時にKSCのM93R用精密バレルも入手したのだが、おそらくこちらの出番が来ることはあるまい(何で買うかなぁ)。
PP自体も他のトイガンと一緒にまとめ買いしたものだ。前から欲しかったので、パッケージを見つけるやいなや素早く確保。お目当ての物は、動くのに邪魔になっても初めから抱えておいた方が吉。目の前で他人に獲られるのは精神衛生上よろしくない。しかし、当然だが中古である以上中身はしっかり確認しなければならない。蓋を開けて上から眺めるだけではダメだ。私は横着してしまったので、スライド先端下部のクラックを発見できなかった。私が購入した時点で、スライドは限界を超えていた。持ち帰ってから気が付いたのでは、遅すぎるのである。
このサイレンサーには本体の他に、マズルアタッチメントと、赤・青・黄の3枚の説明書が付属。マズルアタッチメントとは、ネジ山が切られているブッシングのことで、このPPには最初からセッティングされていたが、初期のPPK/sのブッシングにはネジ山が無く、その場合はこれと交換せよとのこと。赤の説明書は、PPK/sブローバックカスタムにサイレンサーを付ける際の諸注意。ブローバック機だとこの「カスタム」にしか装着できないらしい。黄の説明書は初期PPK/sへの装着方法。青の説明書にはPPと後期PPK/sの分解手順に関して補足されている。何度も弄っているのに、青紙を見るまでトリガーガードのトリックに気が付かないとは・・・。
取り付けは簡単だが、マニュアルを見ていて散々警告を受けるのが、サイレンサーを締めすぎるなということ。サイレンサー側のネジ山の根元にはOリングがはめ込まれており、この部分にかなり気を使っているようだ。
私の個体はメインスプリングを弱体化させているので、もちろんブッシングを固定する(スライド内側に押しつける)力も弱い。だからサイレンサーを装着すると、接合部がガタガタしてしまうのである。自身の重みと重力が働き、斜め下に傾いている状態では正確な射撃など不可能。したがって、サイレンサーはもはやスパイごっこのオブジェと化した。ちなみに純正のスプリングを使用の上で装着した場合は、ちゃんと真っ直ぐに保持できるのでご安心を。
装着後は、発射音の「バスッ」から「ボスッ」へと明らかに低くなった変化が認められるため、消音効果は発揮されていると言っていいだろう。ブローバックしないので、問答無用にターゲットへ次々と弾を叩き込めるのが良い。正直、私は撃つだけならブローバック機より固定ガスガンの方が好みである。サイレンサーの効果もあり、淡々と撃てることが楽しかった。今はもう現役を引退したが、撃つ楽しみを教えてくれたのはこのPPである。マルゼンから、いつかリニューアルモデルが、「New PP」が発売されることを期待したい。