カリラと生ハム … Caol Ila (渋谷)

The Aldgateの後、マークシティそばの“Caol Ila”へ。ここも気になっていたお店です。
井の頭線の、小さいほうの出口を出て、少し坂を登ったとビルの3F。
かなり分かりにくいロケーションです。

カウンターがメインの小振りなバーですが、バックバーの半分近くが“Caol Ila”（カリラ）で占められる、かなりスペシャルなお店。
カリラの品揃えでは多分日本一、との事でした。
カリラはアイラモルトの中ではバランスが良く、好きなお酒の一つですが、オフィシャル以外は飲んだことがありません。
せっかくなので、違うものを注文。
飲み比べてみたのですが、同じカリラでも片方はかなりスモーキーで、もう片方はマイルド。
テイスティングの難しい言葉は分からないのですが、ウィスキーは、こうやって飲み比べるのが楽しくてイイですね。
どうでもイイんですが、テイスティングの用語って、どうして“段ボール”とか“カナブン”とか“油粘土”とか、得体の知れないモノが多いんでしょう？
お前は段ボールに油粘土とカナブンを乗せて食べた事があるのか！
…とは言いませんが、せめて「それなら飲んでみたいなぁ…」と思える言葉を使ってくれれば、と思うのですが。


カウンターの上には、拷問用具のような痛々しい金属の道具に挟まれた、巨大な固まり肉が載っています。
生ハムのブロックだそうです。
美味しそう…というより、その禍禍しさに惹かれて一皿頼んでみました。
小さく尖ったナイフで、カンナをかけるように薄～く削られたハムは、固まりからは想像できない綺麗な色と柔らかさでした。モルトにも良く合って美味い。

たまたま、他にお客さんがほとんど居なかったので、バーテンダーさんとも色々お話できました。
店員さんと話しながら、次の1杯を選ぶのも楽しい。
是非またお邪魔したいですね。

でもこの日はHOBGONLIN→Aldgate→Caol Ilaとハシゴして、調子に乗って飲みすぎました…。
その日は何ともありませんでしたが、さすがに6パイント+ウィスキー3杯も飲むと、次の日ちょっと残ります。

PS.久々に携帯カメラで撮ってみました。