今回の目的は“BOP”。“Brew On Premises” = 「醸造所の設備を使った個人醸造」の略だそうですが、“Brew Our Pint”か“Brew Original Pint”の方が気分かな。
とは言ってもBOPで出来るのは、ビールになる直前の工程まで。
麦とホップから「ビールの素」となる液体を作る所までを体験します。
そこから先の、ビール酵母による発酵~瓶詰めまでは、木内酒造さんの仕事。
今回は3グループに分かれて、3種類のビールの素を作りました。
・アメリカンペールエール (瓶詰め用)
・アメリカンIPA (瓶詰め用)
・イングリッシュペールエール (樽詰め用)
瓶詰め用はビール完成後、瓶で参加者に分配され、樽詰め用はPangaeaの商品になります。
私が入ったグループの担当は、アメリカンペールエール。
ペールエールというより、ゴールデンエールに近いレシピだそうです。
モルトの計量
まずは麦芽(モルト)を計量。
モルトにも色々な種類がありますが、今回のレシピに合わせて決められた種類のモルトを、決められた重さだけ量っていきます。
今回使った麦芽は2種類、合わせて約10kg。バケツ2杯位です。
ペールエールには通常『ペールモルト』が使われるそうですが、今回のレシピでは、別の種類が使われました。
破砕
量った麦芽を、機械にかけて破砕。
粉にするのではなく、麦の殻を割る程度の粗さです。
粉がけっこう飛ぶので、エプロンがあった方が安心です。
糖化(マッシング)
砕いた麦をお湯の入った釜に入れ、均一になるようかき混ぜつつ、湯温を調節。
麦芽に含まれる酵素が活動しやすい66℃に保ちます。
何となく、おとぎ話の魔女が魔法の薬を作る鍋を混ぜている気分。
麦芽酵素の力で、澱粉が糖分に変わっていきます。
66℃で45分が経過したところで、湯温を上げて酵素を壊し、糖化を止めます。
この待ち時間の間に、昼食やビール。
まぁ、ビールはずっと飲んでいたのですが…
スパーシング
釜の底のコックをひねると、麦汁が出てきます。
「一番絞り」というビールがありますが、ビールに「絞る」工程は無いようです。
麦汁は濃厚で、お汁粉のような甘さ。けっこう美味しい。
この甘い糖分がアルコールに変わるのですが、まだビールの味には結びつかない感じです。
この後、上からジョウロでお湯をかけながら、麦汁を取り出していきます。
釜にたまった麦の殻が濾過槽の役目を果たしているので、それが壊れないよう気を付けながら。
麦汁をとなりの釜に移していき、一杯になったら終了。
大量に出た麦の殻は、飼料や肥料として使われるそうです。
ホッピング
釜に移した麦汁を煮立たせ、3回に分けてホップを投入。
最初のホップは苦みを効かせるため、最後のホップは香りを付けるために使われるそうです。
今回はアメリカンペールエールなので、カスケードがメイン。
ペレット状に加工され、鯉のエサ状になっています。
ここには色々なホップがありましたが、カスケードの香りは際立って強烈でした。
特に釜を開けたときの香りは強烈。
この後、家でよなよなの缶を飲んだら、拒絶反応が出る位でした。
麦汁とホップは一定時間煮立たされ、冷まして釜から取り出されます。
出来たビールの素は、麦の優しい甘さとホップの強い苦みが同居する、刺激的な味。
ホップ苦味が刺激的すぎて、とても美味しいとは言えません。
でもイングリッシュペールエールの素は、優しい香りと苦さで、なかなかいいバランスでした。
これは是非、完成品を飲みたいなぁ…
ここで作ったビールの素がビールになってどう変わるのか、出来上がりが楽しみです。
とは言ってもBOPで出来るのは、ビールになる直前の工程まで。
麦とホップから「ビールの素」となる液体を作る所までを体験します。
そこから先の、ビール酵母による発酵~瓶詰めまでは、木内酒造さんの仕事。
今回は3グループに分かれて、3種類のビールの素を作りました。
・アメリカンペールエール (瓶詰め用)
・アメリカンIPA (瓶詰め用)
・イングリッシュペールエール (樽詰め用)
瓶詰め用はビール完成後、瓶で参加者に分配され、樽詰め用はPangaeaの商品になります。
私が入ったグループの担当は、アメリカンペールエール。
ペールエールというより、ゴールデンエールに近いレシピだそうです。
モルトの計量
まずは麦芽(モルト)を計量。
モルトにも色々な種類がありますが、今回のレシピに合わせて決められた種類のモルトを、決められた重さだけ量っていきます。
今回使った麦芽は2種類、合わせて約10kg。バケツ2杯位です。
ペールエールには通常『ペールモルト』が使われるそうですが、今回のレシピでは、別の種類が使われました。
破砕
量った麦芽を、機械にかけて破砕。
粉にするのではなく、麦の殻を割る程度の粗さです。
粉がけっこう飛ぶので、エプロンがあった方が安心です。
糖化(マッシング)
砕いた麦をお湯の入った釜に入れ、均一になるようかき混ぜつつ、湯温を調節。
麦芽に含まれる酵素が活動しやすい66℃に保ちます。
何となく、おとぎ話の魔女が魔法の薬を作る鍋を混ぜている気分。
麦芽酵素の力で、澱粉が糖分に変わっていきます。
66℃で45分が経過したところで、湯温を上げて酵素を壊し、糖化を止めます。
この待ち時間の間に、昼食やビール。
まぁ、ビールはずっと飲んでいたのですが…
スパーシング
釜の底のコックをひねると、麦汁が出てきます。
「一番絞り」というビールがありますが、ビールに「絞る」工程は無いようです。
麦汁は濃厚で、お汁粉のような甘さ。けっこう美味しい。
この甘い糖分がアルコールに変わるのですが、まだビールの味には結びつかない感じです。
この後、上からジョウロでお湯をかけながら、麦汁を取り出していきます。
釜にたまった麦の殻が濾過槽の役目を果たしているので、それが壊れないよう気を付けながら。
麦汁をとなりの釜に移していき、一杯になったら終了。
大量に出た麦の殻は、飼料や肥料として使われるそうです。
ホッピング
釜に移した麦汁を煮立たせ、3回に分けてホップを投入。
最初のホップは苦みを効かせるため、最後のホップは香りを付けるために使われるそうです。
今回はアメリカンペールエールなので、カスケードがメイン。
ペレット状に加工され、鯉のエサ状になっています。
ここには色々なホップがありましたが、カスケードの香りは際立って強烈でした。
特に釜を開けたときの香りは強烈。
この後、家でよなよなの缶を飲んだら、拒絶反応が出る位でした。
麦汁とホップは一定時間煮立たされ、冷まして釜から取り出されます。
出来たビールの素は、麦の優しい甘さとホップの強い苦みが同居する、刺激的な味。
ホップ苦味が刺激的すぎて、とても美味しいとは言えません。
でもイングリッシュペールエールの素は、優しい香りと苦さで、なかなかいいバランスでした。
これは是非、完成品を飲みたいなぁ…
ここで作ったビールの素がビールになってどう変わるのか、出来上がりが楽しみです。
イワサさんはアメリカンペールエール班だったんですね。
家に届くのが楽しみです(*'‐'*)
イングリッシュ・ペールエール、飲みに行きましょうね~。
樽のペールエールが出来たら、瓶を持ち寄って飲みたいですね。
なんなら1リットルジョッキでも。