Days of Dragonflies & Moths

トンボや蛾に関わる記事中心。
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写真集「関東甲信越のトンボ2010plus」

春の川

2011年05月02日 | トンボ
今年の春の訪れが遅かったためか、春の第一群と第二群の羽化時期が
ほぼ重なる状態になったようだ。最近は黄砂の影響もあるのか天気の
悪い日が多いばかりでなく、時間を区切って強風の吹き荒れることが
多い。羽化時間に都合がつかないことが重なり、なかなか羽化をじっ
くり観察という訳にはいかないが、強風のためか羽化時間がやや後ろ
にずれ込むケースもあるようだ。


飛び立つギリギリで何とか撮影できた。


強風のためか、前翅の片方が伸びなかった個体。
だが、この後何とか飛び立ったようだ。


強風にあおられて落ちたのか、羽根の伸びきらなかった個体。
※左胸部側面黒条異常発達?!と思ったが、右側は正常であり、
おそらく外傷によるものではないかと思われる。


オレンジ色のカワトンボは被写体として非常に魅力的だ。
是非若個体の明るいショットが撮りたいものだ。


黒と黄色の対比が鮮やかでサナエの最も魅力的な姿だと思う。ホンサナエのこんな姿
を写したいと思い続けてはや何年か。過去に何度かチャンスはあったが、まだちゃん
としたショットは撮れていない。




ジシバリ

2011年05月01日 | その他


子供の頃、タンポポはいかにも和風な名前というイメージがあったのに対し、
ジシバリはなぜか洋風な名前というイメージが強かった。
実際は地縛りから来ているのだろうが、子供の頃にはコンクリートや金網で
囲まれた工場の敷地でよく見かけるというイメージと、花の何となく洋風な
雰囲気がその印象を増長させていたのだろう。



この時期は黄色い花が多い。
黄色はキイトトンボでもそうだが、緑の野を華やかに彩るのに役立ち、
黄色を見ただけで明るい気分にさせられるものだ。



路傍のカタバミなんかもきれいに撮れれば面白そうだ。
たまには14ミリで一発!・・・と思って持ち出したが、
地面の砂利がひざに痛くてすぐに根負けしてしまった。