E表現研究所の「Eから始まる」

E表現研究所所員の、E生活やE活動を自由に語り合うサロンです。

やはり子どもが気になります・・・

2009-11-30 19:02:37 | ダイアリー
昨日、あるイベントに参加しました。
某公共施設のイメージキャラクター発表&命名式展でした。
屋外での式典だったため、どんよりとした空で雨が心配されましたが、
神様が味方してくれました。
少し肌寒くもありましたが、時折日差しもあり、
気持ちの良い一日となりました。

式自体が30分くらいで終了したので、体験型のイベントも覗いてみました。

まずは、火おこし体験コーナー。
子どもたちが4.5人が、2人のボランティアのお兄さんの周りを取り囲み、
注意深く手元を覗いていた。
「やりたい人は、一列に並んでね!」
と、2度ほど注意を促していましたが、
こんな面白そうなこと観たくてたまらないから、並んでなんかいられない、
そんな感じでした。
また、一列の意味すら分かりそうにない幼児もいたので、
結局は一列にはなれませんでした。

そんなに混みあっていたわけではないので、
順番でもめることなく、なんとかその場にいた子どもたちは
無事体験することができました。

(混乱もなく、良かった、良かった・・・一列は難しいよね~)

そう思いながら、その場を後にし、
赤米を振舞っている場所に向かいました。
「白米との割合は?」と聞くと、100%赤米なのだと。
もう少し塩気が欲しかったかなとピンポン玉くらいのおにぎりを
弥生時代に思いを馳せながら、一粒一粒味わいました。


隣は発掘された土器の展示と土器作り体験コーナー。
土器作りを待っている親子がいました。
その傍らに、何気なく立ってたら、ボランティアガイドさんが
説明をしてくれました。
土器に何十個とついている指の跡を差しながら、
「昔の人の指の跡だよ」
「はぁ~、そうなんだ~~~~」
実際にいた人の指・・・そう考えると不思議な感覚に囚われました。

低学年くらいのその女の子は、
早く土器作りがしたくて、少々すね気味。
母親に寄りかかって、泣きまねをしていました。
「早く来すぎちゃって・・・もう、限界かも・・・」
と母親はガイドさんに話していました。

(わかる、わかる、そういうこともあるよね)

そろそろ、火おこし体験も空いてきた頃かなと、
再び竪穴式住居に向かいました。

途中、その住居が幾つか建っている間の草むらで、
幼児と小学生が3人何かを探していました。
「いないねえ~」
「いないねえ~」
「バッタ、いるって言ってたじゃん」

(ん?ん?ん?今の時期、バッタはいないけど・・・?)
(はーん、分かった)
さっき、偉い人の挨拶の中で
「僕は、小学生の頃、ここから4キロ離れたところに住んでいましたが、
ここまで歩いてきて、バッタを捕まえてました・・・・」の
”バッタを捕まえた”というフレーズだけが、印象に残ったんでしょう。

子どもって、本当に面白い!
その言葉で、すぐに実行するんですよね。
微笑ましく思えました。

最後に、自分も火おこし体験しましたが、意外に難しかったです。
結構腕の力を必要とする作業でした。
それも、二の腕です!!
効く~と思いながら、弥生時代の女性の二の腕に思いを馳せました(笑)
体験を通して、時代を遡るたびができたような気がします。
お近くの方は、是非行って見てください。

N.N








Tさんのロハスな子育て

2009-11-30 00:29:52 | ダイアリー

Tさんエッセイ投稿ありがとう。

一番最初にTさんとお会いしたのは、
S県のNPOわくわく祭りの日でしたね。

午前中、S市の教育研修センターで、市内の
幼稚園のPTA役員全体研修会でしたね。

私がお話をした時に、役員のTさんが、
皆さんの前でとっても素敵な質問を
してくださいました。

会場のみんなが、Tさんに憧れました。
私もその一人でした。

質問に応えながら、
こういうママがいらっしゃるんだーと感動し、

興奮したのを今でもしっかり覚えています。

その時、終了後、
「どこにいったらまた会えますか?」

と尋ねられ、午後には、NPOわくわく祭りに参加することを

ご紹介しました。

その流れで、開催中の市役所前の


A公園通りに、E表現研究所の活動を
見に来てくださいました。


あの時は、みんなで一生懸命に準備したので、
県知事もご覧になってくださり
ほめていただきました。思い出の活動です。

それ以来、Tさんと私たちE表現はお互いの活動に

恋したように気が合いました。

社会貢献の一種の愛がスパークしました。
あれから、順調に自分発見して、
理解あるご家族の応援をもらいながら
進んでいますね。

山でやぎとも親子のように一緒に
生活している姿を拝見した時、
私の心の中はほっと安心しました。

数年前に、突然レストランで相談を受け

目にいっぱい涙をためて、
山の生活をしたいと、夢を語り、
「もし、私があなただったら、GOするね」
と、大胆に私は言い切りましたから、
ずっと、心配していました。

その後、何回お山に訪ねても、
Tさんは大満足だし羨ましい・・・。
子どももやぎもご主人さまも山の地域の方々とも、

とっても理想的な素敵な関係を築けていますね。

みんなが応援してくれています。

結婚前に都会的なセンスある、

超有名なファッションデザイナーの元で(東京で)

お仕事をなさっていたお洒落でナチュラルなTさんは

すっかり、山や空や生き物にも融けそうな

生活をなさっています。

お子さんも街の子ども以上に表現力があるね。

塾がないおかげで、本当の実力をつけているね。

全国的にも認められて東京新宿まで、
息子さんの表彰式に、ご夫婦同伴で
出席したジャンね。

山と大都会を比較したあの話はおっかしいね。

そういう、経験を知った「赤ちゃん大学」の受講生は

大きな刺激を受けたことでしょう。

あなたのキャンプ場のパオは
E表現研究所の実家です。またお邪魔させてね。

山の空気とエッセイ投稿ありがとう。

TTT


夜回り先生の講演会

2009-11-30 00:00:14 | ダイアリー

ずっと切望していた、水谷先生の講演会に参加することができた。
「薬物乱用防止県民大会」での特別講演。
その内容をここにまとめることは難しいので、あえて感じたことだけ。ライブで聴かないと響かないと思うから。
はっきりい言えることは、薬物は絶対にダメだということ。特に、最近は芸能界の薬物汚染の話題が多かった。普段、周りでそんな光景は見つからないが、それを子どもたちもたくさん見ていたはずで、イメージしやすかったと思う。
でもまず驚くのが、自分たちの住んでいる地域にも、夜の街には薬物という悪がはびこっていること。水谷先生も多く関わったとおっしゃっていた。

話の中で印象に残った言葉がある。
「産んだ子を優しさと愛で育て上げることこそ、母になるということだ」
「子どもたちに、優しい言葉、美しい言葉、あったかい言葉をかけてあげてほしい。家庭、学校でいかにあったかい環境で育てるかで、子どもは自信を持ち、自分を信じることができる」
戦争で、子どもを守るために命を投げ打って亡くなられた方々の話をして、「自分の命は、自分だけのものではない。そういう方々から託された命、その命の糸は続いている。」

水谷先生の声はしっかりと胸に響き、心が優しくじんわりと包まれたように感じた。一緒に行った娘は泣いていた。
帰りがけ、娘が言った。
「ママ、産んでくれてありがとう」
母親としてこれ以上の言葉はない。
「ママも、あなたが宝物だよ」
いつも言っているけれど、娘にそう返した。
水谷先生は親に感謝しなさいとか、ありがたいと思いなさいということは言わない。むしろ、大人に対して、たくさん子どもを褒めて、優しい言葉をたくさん言ってくださいとおっしゃっていた。
それを、私への感謝の言葉にしてくれた娘のきれいな心が嬉しかった。水谷先生が言葉に乗せてくれた真心と愛情を、まっすぐに受け止めたのだと思った。

                (M.H