緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

研修に来てくれた医師達

2006年11月16日 | 医療

「実は、先日診ていただいた患者さんの隣のベットの患者さんなのですが、丁寧に診て下さっている様子を聞いていて、私も緩和ケア科に相談したいと言われ・・ がんの痛みではないですが、相談にのっていただけますか・・」

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今年の3月頃、2週間ほど緩和ケア科に研修に来ていたY先生。 
私が豊川悦司に似てない?
と看護師さんに言ったところ・・
・・黙ってしまった・・ようなY先生からの依頼。 

この患者さんからの一言は、本当に嬉しい話でした。 
緩和では生活や心も診てくれるので・・
と言ってくれたY先生。 
すでに臨床研修指導医になっており、
ご自身も薬剤の投与方法も上手ですし、
十分患者さんをサポートされています。 
要所要所で、他科導入をされていくのも
緩和ケアでのチーム医療を経験してくださったからだと思います。

今年に入って、ローテーションの先生が6人目。 
以前登場したことがある茶道・華道・剣道の達人風流先生は今日まで。 
色々なレジデント・研修医の先生達と診療に当たっていると、
分野外のこと、医療以外のことにもハッとさせられます。 
自分の医療に対するアイデンティティーを持っている先生が多く、
私自身刺激を貰っています。

島根大学の麻酔科に戻った先生、呼吸器科のレジデントとなり奄美に出張している先生、国際協力研修でクーデターをものともせずタイにいる先生、来年から産婦人科レジを目指す先生、将来は金沢で在宅医療など総合医療を目指す先生、それぞれの分野で活躍しながら、緩和ケア的なスキルを発揮して頂けることを願っています。
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今日も、お付き合いくださりありがとう。明日も、来て下さいね。
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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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m@@mありがとうございます (Dr.風流)
2006-11-17 01:23:01
6週間お世話になりました。緩和ケア的診療の視点、手技などあらゆるものが新鮮で、非常に勉強になりました。今後の診療スタイルに取り込んでいくとともに、支部長(笑)として指導、自分のスキルアップをしていきたいと思います。

P.S.) 一粒万倍ですね~
返信する
おお~早速書き込み、ありがとう! (aruga)
2006-11-17 22:33:26
色々な診療科に、緩和班だとか支部だとかできて、本当に嬉しいです。一粒のクローンではなく、一粒をさらに先生達の手でブラッシュアップしていってくださることを楽しみにしています。
IMCJPCクラブを作って、5年後、10年後一同に集まることを夢見ています。(私、元気かな~?)
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