がん診療を行っている病院には、
全国にがん診療連携拠点病院が
全国にがん診療連携拠点病院が
405箇所 指定されています。
都道府県がん診療連携拠点病院 51か所
地域がん診療連携拠点病院(高度型) 51箇所
地域がん診療連携拠点病院 298箇所
地域がん診療連携拠点病院(特例型) 2箇所
特定領域がん診療連携拠点病院 1箇所
国立がん研究センター 2箇所
地域がん診療病院 46箇所
(令和3年4月1日現在)
小児領域では
小児がん拠点病院 15箇所
小児がん中央機関 2箇所
(令和2年4月1日現在)
ゲノムでは
がんゲノム医療中核拠点病院 12箇所
がんゲノム医療拠点病院 33箇所
がんゲノム医療連携病院 180箇所
(令和3年4月1日現在)
以前、地域がん診療連携拠点病院は一種類だけでした。
2018年に高度型、特例型を入れた3段階に分けると決まった時、
病院を挙げて体制整備、強化を行いました。
そして、「高度型」に選定されました。
当時、東京都内は4施設だけでした。
(現在、5施設)
時々、院内他の診療科の医師に聞かれることがあります。
高度型をとって、何か病院にとってよいことはあるのですか?
交付金は増えたのですか?
人も増やしてもらったのですか?
で・・・
で・・・
答えるのは・・
こうした区分は、患者さんや市民がの皆さんが
どこに行けば、望む医療を受けられるか、
どこに行けば、相談できるのか、
そのためのものなのです。
つまり、
医療者、病院のためではなく、
患者さん市民のためのものです。
と。
拠点病院、高度型・・
専門医、認定医・・
同じ病院、同じ医師でも
とても、名誉なことですが、
病院や医師にとっての勲章や称号ではありません。
患者さん達のための目印です。
厚労省の拠点病院のページには、
専門的ながん医療の提供、
がん診療の地域連携協力体制の構築、
がん患者・家族に対する相談支援
及び情報提供等
を行う病院であると記されています。
市民の皆さんのためのものであることを忘れず、
おごらず、真摯に取り組んでいきたいと思っています。
おごらず、真摯に取り組んでいきたいと思っています。
(PDPicsによるPixabayからの画像)
いつもご苦労様です。いつも先生の素晴らしさがブログから分かります。ガンに関する情報ありがとうございます。
また、今回は返信に時間がブログタイムの日曜日となってしまい、お待たせしてしまい申し訳ありません。
いつも、温かなコメントを頂き、とても背中押される気持ちになります。
誠にありがとうございました。
aruga