米牛肉輸入再開、国の説明会に批判続々(asahi.com)
2006年07月28日23時18分
記事から
「日本が実施した米国の食肉処理施設の事前調査の結果、35施設中15施設で不備が見つかった」
アメリカは、
牛海綿状脳症(BSE)検査の対象を大幅縮小する方針(上記記事)
今後、危険部位などが発見された際は全面禁輸でないことを主張
それに対し、
中川農水相は22日の閣議後の記者会見で、米国産牛肉の輸入再開後、牛海綿状脳症(BSE)の原因物質がたまりやすい背骨などの危険部位が再び混入したとしても、全面的な輸入停止には踏み切らない可能性を示した。
不備もあり、さらに検査は縮小されるなか、何かあっても全面禁止にはしないことを再開以前から予告。それに追従するような政府答申。何のための政治?
上記の記事の中でも
「政治、経済を優先され、憤りを感じる。輸入再開を決定した後に説明会を開いたことに対し、消費者を置き去りにしている」
さらに、先日の、首相談話として、「危険だと思う人は食べなければ良い」と流れていた。
これを自己決定とするならば、十分な情報提供が必要である。
外食や加工品などについても、原産地表示を確実にするべき!!
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こんな投稿もある。(2ちゃんねる)
アメリカ在住歴があるものとしては、まんざら嘘ではないと思う。
577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/03(月) 00:27:15 ID:1lcfyveP
アメリカのとある都市の有名ホテルのレストランに入ったら、 メニューに "BSE FREE STEAK" とあって、値段が普通のステーキの2, 3倍するので、 「なぜこんなに高いのか」、と従業員に聞いたら、「輸入品だから」 という回答だった。
医薬品関連でも、こんな記事が。
中外製薬(本社・東京)が製造販売している造血因子製剤などの一部に、国内での製造販売が禁止されている米国産のウシの胎児血清が使用されていたと発表。
造血因子製剤「エポジン」と顆粒(か・りゅう)球コロニー形成刺激因子製剤「ノイトロジン」。
医薬品への米国産牛成分の使用は米国内での牛海綿状脳症(BSE)の発生に伴って04年9月から禁止された。中外製薬は原料を豪州産に切り替えたが、禁止前に製造された在庫の一部を誤って販売
血液製剤をめぐる事件のごとく、10年、20年後、今の判断の甘さに多大な税金の投入を必要とするような事態にならなければよいのだが。狂牛病の発症頻度は人種DNAに依存するとも言われる。日本人は極めて高かったような・・(すみません、今その根拠をここに挙げる情報に欠けています)
とにかく、米産牛肉を加工食品に至るまで使用しない企業リストがとてもほしいと思っている今日この頃です。
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緩和ケアDr.でありながらBSEにもお詳しいいですね.
日本人は,プリオン蛋白遺伝子のcodon129の表現型が,MM(メチオニン-メチオニン)型が90%以上で,英国の2倍以上の頻度であることから,vCJD感染者は,MM型が多いことからvCJDになりやすいかもしれないという説があります.
でも,アメリカの牛丼の吉野家は,そこそこ流行ってますよ(vCJDじゃなくてお店が).