そんな自分の気持ちを抱え
午後・・・
医師としてではなく
同じ母親として
病床に足を運びました。
あらためて、死を許しながらも
子供と別れることの辛さについて話合い
ひとしきり共に泣きました。
午後・・・
医師としてではなく
同じ母親として
病床に足を運びました。
あらためて、死を許しながらも
子供と別れることの辛さについて話合い
ひとしきり共に泣きました。
ご自宅に帰る準備をされていました。
子供達はご自分の生活を抑えながら
お母さんの介護にローテーションを考えてくれているようでした。
迷惑をかけたくないという気持ちと
改めて感じた寂しさの狭間で
短期間であってもよいから帰ってこようと決心されました。
今、痛みも、吐き気も、呼吸の辛さも
ひとまず緩和できています。
いつぞや書きましたが
認定看護師の研修生の方が
丁寧にマッサージを続けてくださったことが
今でも、話題に出ます。
心を強くしてくれたマッサージ
決めるための必要な病状説明
悲しみを共に涙した時間
チームとは、こういうことなのです。
時に、押し、引っ張り、支え、受け止め、皆で歩む・・・
怒涛のような急性期病院でもできるのだなあと思えたのは
患者さんのお陰でした。
(おわり)
私たちもこの1年で、医師・看護師・ケースワーカー・薬剤師とそれぞれが個性的に活動し、相談して、チームになってきたように感じています。
先生と一緒に泣けて、その患者さんは気持ちを分かってもられて、嬉しかったでしょうね。
急性期病院でも、宝物のように輝く時間が持てますね。
今回の話で、母親としての気持ちを教えてもらったように感じます。
娘として、いろいろな気持ちを抱え、乗り越えてきた一年でした。
命があることの有難さ、尊さを感じています。
感謝です。
患者家族としての複雑な気持ちをそっと見守り、スタッフに声をかけてもらったこと。
患者本人のみならず、家族にもチームとして暖かく見守ってもらえていると感じています。
まだまだ、これからも続きます。
日々の生活を大切に。
皆で支えるって緩和ケアならではですよね。セローさんのチームも素敵なメンバーなのでしょうね。いろいろ教えてくださいね。
yukaさん
>今回の話で、母親としての気持ちを教えてもらったように感じます。
ものすごく、嬉しい言葉を頂戴しました。本当にありがとうございます。患者さん・ご家族ともにスタッフから見守られていて、それを気づかれているyukaさん、本当に多くの方々とよいご関係をつくっていらっしゃるのだなあと思います。それが、きっと、半年を1年にし、さらに長く長くできているだろうなあと思います。