![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/64/3f4b1dbca805314787e779bc78f5dcfc.jpg)
昨年12月に英国研修に参加した時、
プログラムの一つにメディテーションが入っていました。
日本語で言うと、瞑想・・
目を閉じ、気持ちを集中させ、心身の静寂を取り戻していきます。
そして、自然の中にあるエネルギーを取り込んでいくような感覚の中に身を置きます。
こんな風に書くだけでも、私には、何だか抵抗感がありました。
宗教やマインドコントロールといった言葉を思い起こしてしまうような・・・
ところで、先週、岡山に行きました。
仕事が終わって、
空港に向かう途中、
長年一度行きたかった備中国分寺に立ち寄りました。
奈良時代の聖武天皇のころ建立された国分寺。
建物は江戸時代のものでしたが、
レンゲが一面咲いている野の中に凛と立っていました。
古くからそこに存在し続けたもの、
長い間、人が生き続けてきた土地、
大きな柵で覆われている訳でもない
本当に無造作に存在しているものから、
圧倒される様な強さを感じていました。
歴史的なものに触れる意味を改めて感じました。
自分からエネルギーを取り込もうとしたわけでもないのに、
強い力に満ち満ちて帰路につきました。
その地は、
桃太郎の鬼が島の舞台になった場所や
雪舟が柱に縛られて、
泣いて落ちた涙で描いたネズミの絵があまりに素晴らしかったという
逸話で有名な寺もあります。
その備中国分寺で引いたおみくじは・・・
大吉
「このおみくじにあう人は
古く悪いしきたりを
改め新しく
時代に
適した姿を
求める相で
再生の喜びが運を導き
枯れ木に春が来て
花開くようである」
何と勇気つけられたことでしょう。
メディテーションで取り込もうとするエネルギーは
この地で感じた強さに共通したものだろうと感じました。
こういう理屈ではない
芯をタフにしてくれるものは
がんを抱えた方にとっても
確かに効果的だと実感したのでした。
懐疑的だった感覚から脱却できたのは貴重でした。
という写真を見て 行きたいなぁ~という
衝動にかられたことがあります
サイクリング・コースもあるそうですね
お寺さんには寄れなかったので
またの機会を待ちたいと思いますが
吉備津神社も なかなか趣あります
メディテーション、最近ご無沙汰ですが、
5分でも10分でも 自分のためだけに
使える時間があるのは 良いなぁと思います
おみくじ、思いがけず背中を押してくれる
ことがありますよね
(滅多に引かないと よりそうなのでしょうか?)
なかなか仕事ばかりの毎日でそんな心の余裕もなく過ぎていますが、お話を読ませていただくだけでいい気分になれます。
近くまでいらっしゃったことがおありなのでしょうか。
吉備津神社15分くらいしかありませんでしたが、立ち寄りました。
弓道試合を高校生がやっていて、母校の制服を見た時には、差し入れをしたくなりましたが、何者か説明している時間がなく、立ち去りました・・トホホ
レンコンさん
まさしく、そのような感覚です。
コメントを読ませて頂きながら、一神教ではない日本人らしい感覚だったのだなあと思いました。やおろずのかみという言葉にも表わされているように、沢山の神様に守られていたり、後押しされていたり。
私は去年、飛騨の千光寺というお寺で緩和ケア認定の仲間と2泊3日の研修プログラムに参加し、そこで瞑想を知りました。まさに自然の中のにあるエネルギーを体内に取り込んでいく体験をしました。
そのときは、帰ってからも毎日少しでもできれば…と思っていたのですが、忙しさや疲れからすっかり忘れていました…。ここを久しぶりに訪ね、瞑想を思い出しました。ありがとうございます。
自分自身の中に仏性を発見するほどのものは、私たちには困難極まりないものですが、自分と対話をし、自然を感じることを促していく文化が、私たちの中にはあったのですね。
メディテーションという言葉に反応しないで、大切にしていきたいと思いました。
私こそ、感謝です。