緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

NHK公開講座「早期からの緩和ケア」(1)

2008年02月10日 | 医療

2月9日の第2回がん緩和ケア市民公開講座
「早期からの緩和ケア」
参加してきました。

市民公開といえども
第1回に参加された方への呼びかけの範囲へのアナウンスで
ある意味、クローズドな会でした。

今日の健康の久田直子さんと緩和医療学会理事長の江口先生が
ナビゲートと解説。
胃がんの治療(治す治療と症状緩和的治療)は熊本大学の馬場先生。
乳がんの治療(治す治療と症状緩和的治療)は聖路加病院の濱岡先生。
鎮痛薬の使い方について日本医大薬剤部の片山先生。
緩和ケアの早期からの関わりについて私から。
実践的な部分は、私の外来の患者さんもご出席くださいました。

この会の冒頭、胃がんの治療後
ダンピング症状や抗がん剤の副作用に悩まされた方が
登場されました。
早期だったご自分にとって緩和ケアは無縁のものだったと。

会がすすみ、パネラーからの解説も一通り終わり
会場の方からの感想にマイクが回りました。
(つづきます)


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