彼女が夏休みをとっていた時、
私がベッドサイドに行くと
「よくやってくれて・・
キチンとaruga先生に報告して、
一緒に考えていますからって言ってくれます。
そんなことまで言わなくていいのに
って事まで伝えますって。」
と、患者さん。
内科学で有名なオスラー先生は、
「自分が苦手な、行きたくない
と思う患者のドアからノックしなさい」
とおっしゃいました。
足が遠のいてしまう患者さんは、正直、やはりいらっしゃいます。
人対人ですから、相性もあります。
オイスター先生は涙が出る程きつい感情をぶつけられても、
毎日毎日足を運びました。
本当に、本当に偉いと思いました。
その後、その患者さんは、
がん治療が進み
医療用麻薬を止めることができました。
一番つらかった時、一番の支えは、
オイスター先生だったのだと思います。
今、オイスター先生は、
遠い病院で、産婦人科の医師として活躍しています。
どんなに素敵な医師になっていらっしゃることかなあと思います。
いつか、どこかでお目にかかれる日を
心から楽しみにしています。
最新の画像[もっと見る]
-
ビタミンBと亜鉛は大切 5日前
-
何年も続いていた皮膚炎がビタミンで軽快:食事は大切! 2週間前
-
大学の同窓会:礎の過去に感謝! 3週間前
-
ついに英国も安楽死の法律可決間近なの?! 4週間前
-
クィーンズタウンから今年もよろしくお願いします 1ヶ月前
-
12月27日更新!22日からさらに急上昇!!インフルエンザA型(H1 pdm09) 1ヶ月前
-
12月27日更新!22日からさらに急上昇!!インフルエンザA型(H1 pdm09) 1ヶ月前
-
12月27日更新!22日からさらに急上昇!!インフルエンザA型(H1 pdm09) 1ヶ月前
-
12月27日更新!22日からさらに急上昇!!インフルエンザA型(H1 pdm09) 1ヶ月前
-
12月27日更新!22日からさらに急上昇!!インフルエンザA型(H1 pdm09) 1ヶ月前
みんな病気になると辛くて怖いから気持ちをうまく表出できないんですね。
私はその患者さんはオイスター先生だから自分の素直な気持ちをぶつけてくれたんだと思います!その患者さん絶対にオイスター先生のことが好きなんだと思います。
普通の生活で、あっあの人に嫌われちゃったと思ったら、別に無理しなくてもいいやって離れていくと思うのだけれど、医療人だよね・・
私は薬剤師として、病棟の服薬指導に関わっていますが、やはり患者さんの反応によってはいけないことですが、つい足が遠のいてしまうことがあります。また、ずっと病棟で業務ができる環境ではないため他のことで忙しいことを理由にしていることもありました。
先日、個室の方の所に伺ったら、ちょうど主治医とご家族とご本人がいるところに同席する機会がありました。私にとってはとても有難い機会でした。ご本人の今まで見たことないような表情をみて、何かもっと行動を起こさねば・・・とその時強く感じました。
その何か・・・はまだ模索中ですが・・。
ご本人にお会いして得る情報を増やしていこうと思います。
ポケットリファレンスがん疼痛緩和買いました。一つ質問です。ブプレノルフィンとのことは書いてありますが、ペンタゾシンとモルヒネの関係はいかがでしょうか?ブプレノルフィンほどペンタゾシンはμ受容体への親和性は高くないですが、先生のお考えをお聞かせください。
薬学部が6年生になり臨床が導入されますね。ベットサイドで患者さんと接したり、医療チームに深く入っていくことが求められるようになって来ました。熱い思いをもっているrunmaruさん、同志ですね!
ペンタゾシンですが、モルヒネの部分的拮抗薬ですので、部分的な打消しを生じる可能性があります。ブプレノルフィンは、部分的拮抗以上に競合部位の親和度が高く、モルヒネの押し出しのほうが問題になりますが、ペンタゾシンは拮抗の方が問題になります。大学にいた時、DI室で調べてもらったら、モヒ:ぺンタゾシンを1:3~10で換算してほしいというコメントでした。某大学麻酔科の医師は1:2で計算していると言っていました。この差の大きさが拮抗していることと関係がありそうです。有効限界があり、いずれ他のオピオイドに切り替えなくてはならないことと、精神的陶酔感をもたらせ易いことから、がん性疼痛にはペンタゾシンは用いません。切り替える時は、やや多め、レスキュー無制限にし、拮抗がはずれたころには逆にモヒ量を少なくし、切り替え当初の拮抗で両者の血中濃度が下がり激痛を生じることを回避するようにしていかなければなりません。外来では避けたい切り替えです。(あえて、ローテーションとは言わないでおきます)
自分ではこんなに速くたくさんの情報を得られない所を、先生に答えていただき感謝しています。ペンタゾシンが先生の緩和の本のローテーションに入っていない所以を知ることができました。本の著者の方に、ブログを通じてダイレクトに質問して個別に丁寧なお返事をいただいていること、、、よーく考えるとなんとすごいことなんだろうと感じました。
癌とは痛みとの闘いと聞いた事がありますが
患者さんの痛みが緩和されたらどんなにいいか
私とていつなるかわからないので他人事ではない
と感じました。