緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

緩和ケア病棟は内と外の役割分担

2008年07月10日 | 医療

今年に入って、都内東芝病院で
緩和ケア病棟を立ち上げられた茅根義和先生。
学会の懇親会で久々にお目にかかりました。

素敵な先生なんですよね・・
メガネが、進化していっているような気もします。



最近、いかがですか?

15床中、11床でやっています~

先生お一人ではないですよね。

皮膚科の先生が兼任で・・

皮・・皮膚科? ですか・・?

皮膚科の患者さんは、悪性黒色腫や有棘細胞腫などを除くと
あまり、悪性腫瘍の患者さんは多くないので
緩和ケアからは、ちょっと離れた診療科という印象があります。

そうなんですよ。これが中々よくて・・
内と外。
(内臓系と体表系という意味です。解説すると味気ないのですが)
これですよ~ これからは。

内と外でほどよく分担。
加えて、皮膚の状態をこまめに見てくださるなど
私達が見落としがちなところをしっかりと見てくださるのだそうです。

なるほど~

病棟運営の役割分担に、新しい風を感じました。


ちなみに、茅根先生にお名前を出すこと、了解を頂いているのですが、
どちらかというと、無理やり同意を頂いたような感じも否めません。

ごめんなさい・・・

そして、

ありがとう。


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