緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

バスケ都予選

2008年04月29日 | 家族

次男のバスケ、関東大会都予選

今日はダブルヘッダー。
2つ勝てば、都ベスト16。

第1試合は予想以上の大差で圧勝。
次の試合は、いつもどおりならダブルスコアくらい
点差が開いて、負けてもおかしくないような強豪。

1ピリ、立ち上がりはリード。
2ピリくらいまでは、接戦。
じわじわ離され、最後は20点差くらいで負けてしまいました。

相手に、故障者が多かったようですが、
でも、以前、あたった時を思い出すと強くなったなあと思います。


時々思います。
負けるだろうと思いながら
それを心から払拭させながらコートに入っていく時、
どんな気持ちなのだろうか・・

自分の力を信じるのか、
信じたところで、その限界も感じていたりするのだろうし・・


昔、緩和ケア病棟で勤務していた時
「何故、死ぬとわかっていて、生きなければならないのか」
そう問われたことが、何度かありました。
是も否もないような、あいまいなことを話したような記憶があります。

でも、この質問は、私の中では命題であり、
負けるかもしれない戦いに挑む彼らを見ていて
根っこは同じなのかもしれないと思ったのでした。



次男は、帰宅して、すぐにビデオチェックです。
何故、ファールを取られたのか
相手はどのように責めてきていたのか。

勝敗の結果がでる中に身を投じていて
彼らは、強いなあと思います。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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コメントありがとうございます。 (aruga)
2008-05-01 21:34:37
missyさん、こんにちは。
missyさんは、本当にケアのスペシャリストでいらっしゃる・・
そう、最後の一文から感じました。
ブログお訪ねさせていただきますね。
返信する
Unknown (missy)
2008-05-01 14:39:26
何故、死ぬとわかっていて、生きなければならないのか>

良く耳にする質問ですよ。だからこれを読んだ時、感情がこみ上げて一気に自分のBlogを書き上げてしまいました。覗いてみてください。

死と向かい合っている人たちと関わっていく仕事、ホスピス看護大好きです。
返信する

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