病室に入ると、いつも +++++++++++++++++++
“よっ”と手を高々と上げて
満面の笑顔で向かい入れてくれます。
こんな落ち着いた日が来るなんて
始めは想像もできませんでした。
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4ヶ月前
他の大学病院で治療中
緊急ということで救急車で当院に搬送。
ソケイ部(足の付け根)のリンパ節にがんが転移し
大腿動脈が突然穿孔してしまったようでした。
救急部で大腿動脈に塞栓術を施行後
血管外科でバイパス術を受け
そして、外科に転科されていました。
血管が破れたとき
足の付け根のリンパ節転移のリンパ節も
そこに接していた皮膚も
くずれてしまいぽっかりと穴が開いたような状況になっていました。
そこの感染の治療が外科でなされていました。
そのような傷だから痛いのです。
ところが・・
非ステロイド性抗炎症鎮痛薬のロキソプロフェンだけでは
痛くて痛くて夜も寝られていない状況なのに
気持ちに余裕が無く、中々オピオイドを飲んでもらえない
という相談を受けました。
当時研修医K先生がまずは、チャレンジ。
じっくり丁寧にオピオイド(医療用麻薬)の一つの
オキシコドンの話をしてきたようでした。
と、そこへコール。
「いやぁ~、役不足でした。
全然飲んでくれそうにないし
便秘がいやだって言われると・・
先生、お願いします。」
ということで、一緒にベットサイドへ。
(昨年アクセス数が多かったシリーズのリバイバルです。明日に続きます)
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本当に人ごととは思えず、涙が溢れてくるけれど、目をそらすことができません。
素人ながら、主人の約4年に及ぶ闘病生活、入院生活で主人のこと、同室だった方のこと・・・。色々思い出されます。
そして、数多くの先生・看護師さんのことも・・・。
残された私は、この1年。ただぼんやりと過ごしてしまっています。
ご免なさい。