7月7日に奈良県で起こった襲撃事件。
まさか、この日本で・・
なぜ、今?
こんなことで亡くなってしまうの?
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沢山の疑問、不安定な気持ちに包まれました。
事件から3日間ほど経過しました。
が。。
今なお、何とも言えない感情が残っているのは私だけではないように思います。
過去にアメリカに住んでいたことがありましたが、今の日本は安全な国だからこそ、銃が認めらえていない日本だからこそ、起きてしまったことだと痛感します。
そうした社会的背景は今は横に置いておくとして・・
(冒頭の画像は、Zorro4によるPixabayからの画像 )
一日の多くの時間、ニュースとして、繰り返し事故の映像が流れます。
アナウンサーは今なお、黒い服。
スタジオの花は白や紫の喪の色を基調。
TVを観るだけで気が滅入ってきます。
こんな時だからこそ、柔らかな、優しいものにしてほしいのですが・・
テロなどの直後、心を整えることを、デブリーフィングと言います。
対処するための一つの方法として、
WHOは「Psychological First Aid」(PFA)を発出しています。
災害時の心理的応急処置です。
日本語版もあります。
この中に書かれている対処方法は・・
〇行うとよい対処
・休息を十分とる
・できるだけ規則的に食事をし、水を飲む
・家族や友人と語り、一緒に過ごす
・抱えている問題を信頼できる人と話し合う
・リラックスできることをする(歩く、歌う、祈る、子供と遊ぶ)
・体を動かす
など
〇行わない方がよいこと
・医療者の指示を受けないで薬物を使用したり、喫煙、飲酒をしない
・一日中寝てばかりいない
・休憩やリラックスする時間を作らないまま、働き続けない
・友人や大切な人から遠ざからない
・身のまわりの最低限の衛生を守る(災害時)
・暴力を振るわない
〇また、加えて自分に注意したいことは・・
・不眠を避けるためにコーヒーなどのカフェインは通常の半分程度に
(中止すると反動がくるので半分程度)
・寝る前のPCは避けた方がよい眠りになります
(エスプレッソ2杯分の覚醒だそう)
・呼吸法として、意識してゆっくりと十分吐くことを心掛けてみる
事件直後は、自覚症状があまりない場合が少なくありません。
1週間後、2週間後、健やかに過ごせるよう
共に、心と体を整えていきませんか。
あと、奈良県立医大病院の救命救急の先生方をはじめ、関わられた医療者や救急隊員の方、関係された多くの方々、どうか、お疲れが緩みますように。
とても良く分かります。
私も昨日は何もする気がおきませんでした。今日はスロージョギングで身体を動かし、多少なりとも気分転換になったと思います。
コメント、ありがとうございます。
多くの方が同じような体験をなさっているようです。
今日もよい一日をお過ごしくださいね。
aruga