EBI印 近隣探索日記

休みの度に、近場をウロウロしては写真をパチリ。
徒然に撮った写真をUPしつつ、ゆるゆる更新します。

石巻市  古城・館

2011年01月21日 07時00分00秒 | 城巡り
石巻市の北上川北東部の稲井地区には数多くの中世の城・館があったようだ。
地形的にには、前面に肥沃な田園地帯と背後は険しい山。
道路沿いから上がって行けるような場所に多い。
稲井地区の地形は田んぼの整備が進み、平地はきちんと整理されているようだが、山の裾野ぎりぎりに建つ家屋の多くは山を削ったりしてない為に、中世の館が残り易い環境なのだろう。


中でも鷲ノ巣館は規模も大きく、遺構も見られる。
中腹のテニスコートの横に説明板があるのだが、そこから急な坂道を登ったところにある墓地が本丸のようだ。

説明板も無くお参りに来たら、整備の悪い墓地と思うだけだが、そこにはちょっと見ただけでも城好きにはたまらない。
墓石が写らないように写真を撮ったので、解りずらいのですが。
駐車場の前が本丸

本丸の土塁か?

お墓の無い所にあった石垣は、本丸の外れに。

本丸の平場の奥に切崖のようになり、物凄い藪で入れなかったが、空堀に二の丸跡、三の丸が続く。

空堀跡のよう。

二の丸三の丸は見れなかったが、三の丸から南に延びている土塁も残っているようで、見てみたいものだが、冬のこの時期でも入りづらいのだから、木が茂った時期では無理だろう。
中腹の整備された平場は、学校の跡だった。



鷲ノ巣館全景。


今は鷲ノ巣じゃなく、お墓がある為カラスノ巣だった。