初夏の陽気の今日、西国第二十八番札所の成相寺を参詣しました。
丹後の宮津、天の橋立にある札所ですが、僕の住む舞鶴市の隣の市で
自宅からも車で約1時間半でいけるところにありますが、今回は天の橋立に
ある智恩寺や元伊勢籠神社などの参拝も兼ねたいのと、徒歩で入山しようと
思っていたので鉄道で行くことにしました。
宮津はJRではなくて私鉄の北近畿丹後鉄道(KTR)です。
西舞鶴駅からご覧のようなローカル色丸出しの気動車(電車ではない)に乗ります。

天の橋立駅で下車して智恩寺~天の橋立松並木道~元伊勢籠神社へと入りましたが
これは後日に書きます。
さて、成相寺へ行く人は普通は籠神社の上手にあるケーブルとバスを使って一気に
行くのですが、今日の僕は歩き巡礼。すでに天の橋立の松並木の約2キロ半を40分
ほどかけて歩いた後にケーブルを横目に成相山を登ります。
まずは傘松公園までの石段。これがまさに心臓破りの石段で、今まで昇ったどの石段
よりもキツかったです。傘松公園から成相寺まではバスの通る道。もちろん昇り坂
なので足がとんでもなくしんどい。おそらく上醍醐以上の難所かと・・・。
それでも昇り始めから約30分ほどで成相寺山門に到着!

車は別ルート、バスも山門脇を通過するので徒歩の人ぐらいです、この山門をくぐって
入山するのは。仁王さまは像形からして平安時代の作らしいです。
入山者をするどい眼光で睨みつけます。


山門を抜けると左手に平成10年再建の五重塔。桜がかろうじて残っていました。

さらに進むと右手に鐘楼。「撞かずの鐘」と言われる梵鐘は伝えによると、
梵鐘鋳造の寄進を断った裕福な家の女房が乳飲み子を抱いて鋳造を見物していた時に
誤って乳飲み子を煮えたぎる銅湯の中に落としてしまったという。それゆえに
乳飲み子の成仏を祈って撞かずの鐘となった・・・。ということですが平成17年の
開山1300年記念で撞かれたそうですよ。

江戸中期の再建による本堂。僕は4年ぶり4回目の参詣になります。

成相寺のご本尊は聖観音菩薩でお参りすると女人は美人になれる「美人観音」だそうです。
本来は33年に一度のご開帳ですが、平成17年に開山1300年記念でご開帳が
あって、その時も参詣しました。内陣の奥、ご本尊の足元近くまで入って拝観が
できます。平安時代の作とされる像高74.8cm(台座含む)の小像で
洗練された感じというよりは素朴な感じのお顔立ちで、それがかえって気品の高さ
をかもし出しています。ご本尊の他にも千手観音や愛染明王や天燈鬼・竜燈鬼など
数多くの仏像が安置されています。観光客も合わさって多くの参詣者が訪れていました。
下山後も徒歩にて駅まで向かいました。
「黒駒思いのままの記」←こちらも見てやってください。
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丹後の宮津、天の橋立にある札所ですが、僕の住む舞鶴市の隣の市で
自宅からも車で約1時間半でいけるところにありますが、今回は天の橋立に
ある智恩寺や元伊勢籠神社などの参拝も兼ねたいのと、徒歩で入山しようと
思っていたので鉄道で行くことにしました。
宮津はJRではなくて私鉄の北近畿丹後鉄道(KTR)です。
西舞鶴駅からご覧のようなローカル色丸出しの気動車(電車ではない)に乗ります。

天の橋立駅で下車して智恩寺~天の橋立松並木道~元伊勢籠神社へと入りましたが
これは後日に書きます。
さて、成相寺へ行く人は普通は籠神社の上手にあるケーブルとバスを使って一気に
行くのですが、今日の僕は歩き巡礼。すでに天の橋立の松並木の約2キロ半を40分
ほどかけて歩いた後にケーブルを横目に成相山を登ります。
まずは傘松公園までの石段。これがまさに心臓破りの石段で、今まで昇ったどの石段
よりもキツかったです。傘松公園から成相寺まではバスの通る道。もちろん昇り坂
なので足がとんでもなくしんどい。おそらく上醍醐以上の難所かと・・・。
それでも昇り始めから約30分ほどで成相寺山門に到着!

車は別ルート、バスも山門脇を通過するので徒歩の人ぐらいです、この山門をくぐって
入山するのは。仁王さまは像形からして平安時代の作らしいです。
入山者をするどい眼光で睨みつけます。


山門を抜けると左手に平成10年再建の五重塔。桜がかろうじて残っていました。

さらに進むと右手に鐘楼。「撞かずの鐘」と言われる梵鐘は伝えによると、
梵鐘鋳造の寄進を断った裕福な家の女房が乳飲み子を抱いて鋳造を見物していた時に
誤って乳飲み子を煮えたぎる銅湯の中に落としてしまったという。それゆえに
乳飲み子の成仏を祈って撞かずの鐘となった・・・。ということですが平成17年の
開山1300年記念で撞かれたそうですよ。

江戸中期の再建による本堂。僕は4年ぶり4回目の参詣になります。

成相寺のご本尊は聖観音菩薩でお参りすると女人は美人になれる「美人観音」だそうです。
本来は33年に一度のご開帳ですが、平成17年に開山1300年記念でご開帳が
あって、その時も参詣しました。内陣の奥、ご本尊の足元近くまで入って拝観が
できます。平安時代の作とされる像高74.8cm(台座含む)の小像で
洗練された感じというよりは素朴な感じのお顔立ちで、それがかえって気品の高さ
をかもし出しています。ご本尊の他にも千手観音や愛染明王や天燈鬼・竜燈鬼など
数多くの仏像が安置されています。観光客も合わさって多くの参詣者が訪れていました。
下山後も徒歩にて駅まで向かいました。
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