12/5(木)午前の講座は、葛のつるでリース作り。
講師:NPO法人 シニア自然大学校高槻支部「ネイチャーたかつき」会員の皆さん 場所:高槻市立自然博物館「あくあぴあ芥川」及び芥川河原

各自一つのリースを作ることをめざす。まず、芥川の河原で葛のつるを採取し、リースの土台作りをする。今年は川の工事などで、葛のつるが十分ではないとのことで、講師の皆さんがあらかじめ小さな土台を用意してくださった。その上に各自採取したつるを自在に巻き付け土台が出来上がる。「あくあぴあ芥川」の会議室に戻り、土台の上に飾り付けをする。

飾りにする松ボックリ、ドングリ、ノイバラの赤い実、ナンキンハゼの白い実、ヘクソカズラの実等々は、あらかじめ講師の皆さんが準備してくださった。キリやボンドも使いながら各自それぞれのリースができあがる。でき上がったリースを手にそれそれグループごとに記念撮影。その後講師からリースの飾りに使った草花などの詳細が説明された。この時期の野山には赤い実をつける草木がたくさんあるが、何故ノイバラの実なのかを納得。ノイバラの実は水分が少ないので、時間がたってもしぼまず、原形をキープできるのだろう。
午後の講座 テーマ「野鳥を観察してみよう」 講師:又野淳子さん(高槻野鳥の会代表)他 場所:芥川遊歩道




各自双眼鏡を手に芥川遊歩道に。野鳥の会の皆さん(4名)、高田みちよさん(高槻市立自然博物館「あくあぴあ芥川」の主任学芸員)らのご指導で野鳥を追う。講師の皆さんが用意してくださった望遠鏡がとらえた鳥の姿を交代でのぞき込む。拡大された美しい羽の色、くちばしや足の細部に見入る。鳴き声を含め30種ほどの野鳥を観察する。通年いるカルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、イソシギ、カワセミ、コゲラ、モズ、カラスの仲間、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイなどセキレイの仲間、ホオジロなど。冬季にやってくるヒドリガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、ツグミ、ジョウビタキ、アオジなど。中でも一番人気はカワセミでした。身近なところにたくさんの野鳥がいることに感激した。現地解散となり、その場で班会議。
次回講座のご案内
日時:2020年1月9日(木)午前午後とも「市内の環境保全活動団体の紹介」 場所:クロスパル高槻4階第4会議室