令和5年9月10日(日)に津之江公園自然再生エリアで昆虫観察会を開催しました。
市民参加者は18名で、観察した昆虫はトノサマバッタやギンヤンマなど19種でした。
採集した昆虫の特徴や生態について、講師の大阪市立自然史博物館友の会の稲本雄太氏から
詳しく説明していただきました。
令和5年9月10日(日)に津之江公園自然再生エリアで昆虫観察会を開催しました。
市民参加者は18名で、観察した昆虫はトノサマバッタやギンヤンマなど19種でした。
採集した昆虫の特徴や生態について、講師の大阪市立自然史博物館友の会の稲本雄太氏から
詳しく説明していただきました。
2023年9月16日(土)晴れ
場所:高槻市立真上公民館
参加者:受講者38名 公民館職員3名 里山グループ5名
真上公民館の敷地には、大きなクスノキがあります。
昭和55年(1980)に高槻の古木に、平成1年(1988)に高槻市の保護樹木に選定されています。
このクスノキについていろいろな角度から調べ、講座でお伝えしました。
開花、結実、紅葉から落葉までの姿。
葉の形状、真上以外にもある国内や高槻市内の巨木の紹介。
クスノキから採れる樟脳の効用、採取の仕方。
他にもいっぱい!
知識が言葉になって溢れて、出るわ 出るわの楽しい講座になりました。
現在は剪定されて、こんなにコンパクトに…
講座間の休憩の前に、公民館横のクスノキの根元まで出て、この木についての説明をしました。
葉や落ちている小枝を嗅ぐと、樟脳のスーッとした匂いがします。
説明のあとは体験コーナー。
発泡スチロールの小舟の後ろに樟脳を挟んで、タライに浮かべると前に進んで行きます。
みんな童心に帰って楽しみました。
9月14日(木曜)午前
第14回講座 「芥川の水質と生物」
講師 TKK自然観察会 代表 田口 圭介 さん
場所 あくあぴあ芥川及び芥川周辺
最初に約50分の座学で芥川の概要、特徴、水質(BOD)経年変化、及び芥川の生き物について
学びました。
芥川は急流から途中盆地があって一旦緩やかとなり、再度急流となる特殊な勾配の河川です。
工業排水が規制され、下水道が整備され、水質の向上がみられます。
座学後、網とバケツを手に芥川に移動に移動。田口講師から採取の仕方とこつを教わり、水生昆虫を
探して川の中へ。
水生昆虫はこんなところにいる筈がないと思わず、探してみることが大事。
この日気温は31.5度 水温28.5度。 水量が適度にあり、水生昆虫はもとより魚類も結構捕れました。
田口講師は河原に陣取り受講生が捕ってくる生き物を丁重に仕分けして説明をされ、また受講生の質問に
回答されてました。
ヒラマキガイ・サカマキガイ・ヒル類・ミナミヌマエビ・サワガニ・シロタニガワカゲロウ・モンカゲロウ・コオニヤンマ・オジロサナエ・アオサナエ・ハグロトンボ
シオカラトンボ・フタツメカワゲラ属・ニンギョウトビゲラ・ヒゲナガカワトビゲラ・ムナグロナガレトビゲラ・コバントビゲラ・アオヒゲナガラトビゲラ
ヒラタドロムシ属・ゲンジボタル・ヒメアメンボ等20余種を採取
9月14日(木曜)午後
第15回講座 「水生昆虫から水質を知る」
講師 引き続き 田口 圭介 さん
場所 あくあぴあ芥川
顕微鏡でプロジェクターを通して午前中に採取した水生昆虫の細部を観察しました。
ムナグロナガレトビケラ オジロサナエ モンカゲロウ
ゲンジホタル(幼虫) シロタニガワカゲロウ ヒラタドロムシ(抜殻)
芥川倶楽部の概要、芥川におけるアユの遡上についての講義。
ここ10年でヘビトンボやムカシトンボを見かけなくなった。
芥川がきれいになっても水量の減少などで環境変わり生態系が変化してきている。
川の生態系そのものはなかなか回復しない。
どんな川で育ったかで川に対する想いが違う。
Ex:タイの人は川の底が見えない。だから川の底が見える川が怖い。
もっと市内の川を知ってほしい。川の中に入ってほしい。きれいな川が日本には多い。
だからよその川にも入ってほしい。本物の川を見せることで芥川の環境を守り
より良いものして次世代に引き継いでいく事が大事であると纏められた。
講座終了後40分程度時間が余ったが、時間いっぱいまで受講生から相次いで質問が
寄せられ関心の高さが伺える講座となった。
次回講座
令和5年10月1日(日曜)10:00~15:00
午前:クモから見た虫と自然
講師:京都女子大学 現代社会学部 教授 中田 兼介 さん
午後:クモを探そう
講師:同上
以上
2023年9月13日(水)晴れ 毎年、土室小学校で1年生~6年生を校庭の樹木観察会を里山グループの学園隊が行っております 生徒28名 スタッフ6名 里山グループ4名初めにプロジェクターで説明してから校庭の樹木観察を行い後に軽いテストを行いました採点し後日「子ども樹木博士になろう」の認定書が貰えます。
校庭一周にある15種類の樹木を1~2年生 3~4年生 5~6年生の3班に分かれて回りました。
デジュメとにらめっこする子、よそ見する子、説明を聞きに来る子いろいろな生徒がおります「みんな違ってみんないい」
一番目立つところに鎮座していますクスノキ、葉を揉んでもらうと臭い臭いと大はしゃぎ、ほんまに虫がけいへんのぅ・・??
知ってる木はサクラとサルスベリぐらいかなぁ 花が咲いていたサルスベリの花に気持ちがもって行かれました。
日時:2023年9月11日(月)13:30~14:30 曇り
場所:阿武山たつの子認定こども園 室内ホール
参加者:園児39名、先生2名、里山グループ2名
資料を揃えて準備万端で迎えた上の池公園の樹木観察会でしたが、あいにくの雨天で中止になってしまいました。
その代わりに、こども園2階の室内ホールで、里山グループ学園隊のリーダと副リーダーによる説明会を行ないました。
パワーポイントによる説明。
前回に樹木観察会をしたのは6月でしたが、園児さんはみんな驚くほど説明を覚えていました。
予め採取して持参した小枝の見本は、アラカシ、コナラ、アカマツ、クヌギ、サルスベリ、クスノキ。
写真も用意して説明します。みんな真剣に見て、聴いてくれています。
松ぼっくりの中にある種も用意しました。
種を放り投げると、ついている羽で竹トンボのようにくるくる回って落ちていく様子を、みんな興味津々で見てくれました。
来月には公園での観察会ができますように!
学園隊のメンバーみんなで楽しみにしています。