たかつき環境市民会議ブログ

たかつき環境市民会議のブログです

たかつき市民環境大学

2024-07-28 12:45:28 | たかつき市民環境大学

日付:2024年7月25日(木)午前

場所:城内公民館

テーマ:高槻市内の環境保全活動団体の紹介①

◎NPO法人森のプラットフォーム高槻理事長 小柿正武さんからボランティア活動のお話を伺いました。

・ボランティアとは?

①篤志奉仕人、民間奉仕者

②自発的無報酬で奉仕活動をする人

・ボランティア活動とは?

①自主的な活動である。

②金銭、報酬を目的としない活動である。

③楽しい遊びの活動である。

④学びの場(人間的な成長)の活動である。

⑤出会いの場(自然・文化・人)の活動である。

⑥活動は社会的評価に堪えるものでなければならない(≠人のためにやってあげている)

・ボランティアの心構え

①家族と話して理解と協力を得ておく⇒足元から

②相手の立場に立つ⇒善意の押し付けにならぬよう留意

③楽しく⇒活動自体の楽しみ、同じ活動を行う仲間との楽しみ

◎たかつき環境行動ネットワークについて

市役所環境政策課 藤本さんから説明がありました。

 

  

◎市内環境保全活動団体の紹介

・NPO法人森のプラットフォーム高槻 理事長 小柿正武さん

平成17年8月「地域の森林・里山の自然を地域住民が学びつつ、保全し育成する事業をおこなうことにより、もって地域環境の保全に寄与する。」を基本理念に、楽しさ7割、義務3割をモットーに「市民林業士養成講座」修了生が会員となって活躍されてます。平成29年には全国育樹祭で農林水産大臣賞を受賞されました。

・NPO法人芥川倶楽部 衣川さん

 

  

「芥川・ひとと魚にやさしい川づくりネットワーク~愛称:芥川倶楽部」の組織基盤とするため、2008年に設立されました。豊かな生態系の回復を目指すことにより市民の心のゆたかさを育むことを目的にされてます。・流域の調査研究 ・「魚みちづくり」「澪筋づくり」 ・芥川でのイベント開催 ・環境学習等々多岐にわたって活躍されてます。

・NPO法人シニア自然大学校 ネイチャーたかつき 西木さん

 

  

自然に親しみ! 自然を愛し! 自然を大切に!をモットーに地域の自然環境について理解を深めると共に、アクアピアとの関係も深く、親子で自然の物を使い、工作も楽しまれています。

・TKK自然観察会  田口さん

 

  

1971年2月高槻公害問題研究会(TKK)として発足し、水生生物、鵜殿ヨシ原ツル草抜き、ヒメボタル生息調査、ムカシトンボ調査、原地区のクモの調査等活躍され発足から今年で50年を迎えられました。

・花と緑のまちづくり 高槻景観園芸クラブ  小林さん

   

2004年に発足し、ほとんど管理されてなかった駅前ロータリーの緑地・高槻城公園・道路わきの花壇を作り始められて20年にわたり活動されてます。「花を育てる!!まちを育てる、活動を通して社会貢献の意義と楽しさを感じる中で、仲間との出逢い❝きずな❞が出来る」素晴らしい活躍が認められ数多くの表彰状を受けられてます。

 

2024年 7月25日 午後

「受講生間の交流」

①環境問題を〇✕方式のクイズで学びながら、とても楽しい雰囲気の中、環境問題への認識を深め更に、受講生間の親睦も深まっていきました。

 

 

受講生からの感想:高槻市のゴミの出し方等、とても詳しく教えて頂きよかった。

         参加型で面白かった。そして色々の事が学べたと大好評でした。

②班別役割会議  欠席者が多かったのは、残念でした。

☆班長、副班長会

第1回の親睦会が8月22日講座のランチタイムを利用して開催されます。

楽しみです。

 

☆自主観察会

リーダー、サブリーダーが決まり、第1回の観察会に向けて積極的に話し合いがされ、行先の候補が出ました。残暑が厳しい時ですが、楽しみです。

☆卒業文集編集委員会

20才代の方や、パソコンが堪能な方もいらっしゃり、今年度も素敵な卒業記念誌が出来そうです。楽しみです。

 

次回講座

2024年 8月8日(木)

午前   「私たちのくらしとマイクロプラスチック」

      講師:同志社大学経済学部 准教授 原田 禎夫さん

午後   「エネルギーセンターの見学」

      講師:エネルギーセンター職員


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹で工作

2024-07-20 08:18:41 | 里山グループ

里山グループで新しく入会して頂いた方々に職人が数人おられます、今回は竹の工作を紹介いたします、里山グループの活動の紹介に幅が広がりました、いろいろ考て作るのがとても楽しいとの事で頭の中はアイディアで一杯との事です。

中にLEDライトを入れて照らします料亭に行った気分になるよ・・・

 

竹で駒を作りました左右のバランスをとるのがとても難しく回らない事が多々あります、作っては微調整をしてやっと完成になります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第84回芥川クリーンアップ活動報告

2024-07-18 12:49:22 | 水グループ

実施日時:2024716日(火)9301100

天候:晴れ、気温:28.8℃

実施場所: 桜堤公園一帯から門前橋、芥川橋の芥川左岸、右岸

参加者:関田  田中  村上 松本 山佐 鈴木 貝原 入江(一般参加) 

【回収されたゴミ】 

可燃ごみ:1袋 (内訳:ペットボトル13個ほか)

不燃ゴミ:1袋(内訳:缶類8個)

その他:瓶3本、ビニール傘1本  

【本日の写真】

「安全第一」ラジオ体操で体を解します

割れたガラスが散乱して、回収は大変。ケガをしないように、残さないように丁寧に!

ゴミ清掃場所は、子どもたちが遊ぶところです

ゴミの分別は、回収の次に大事な作業です!

参加者の皆様お疲れ様でした  

【結果】

6月期雨天のため活動を中止した経緯があり今回、2ヶ月振りに活動した。

前日までの雨の影響で川の水量も多く川の中に入る班と堤防を中心に活動する班に分かれて門前橋から芥川橋までの左岸、右岸を清掃した。

気温が高いため、熱中症対策として水分補給等行い、活動時間の短縮を図った。

【参加者の感想】

・雨の後で水の量が多かったがゴミもあった。引続き定期的に作業を頑張りましょう。

・ゴミも無く綺麗に見えますがタバコの吸い殻が多く、減少することを願う。

・マイクロプラスチックは大変な環境問題です、川の清掃で少しでも海や川が綺麗になったらと思います。今後も定期的に活動しましょう。

・時期的に花火関連のゴミが目立った。

今後の活動予定日

8月は、気温が高いため安全第一で活動を休止。

次回の活動予定日

日時:9月17日(火)AM9:30~

集合場所:桜堤公園

皆様の参加協力をお願いします。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小学生と「竹水てっぽう」を作りました

2024-07-14 21:47:23 | 里山グループ

2024年7月13日(土)晴れ

場所:阿武山公民館工芸室及び公民館前駐車場

受講者:24名

講師参加者:11名

 

阿武山公民館キッズチャレンジ「竹水てっぽう作り」の講師として、11名が参加しました。

毎年阿武山公民館で開催される人気講座で、今年も定員ちょうどの24名の小学生から申し込みがあり、

9時半~10時半と11時~正午の2回に分けて開催しました。

1人ずつ必要な材料を机に用意しています。

まず、この中のピストン(細竹)の先に、のりの付いたスポンジを巻いていきます。

外の竹にピストンを入れてみて、少しキツいくらいに太さを調整して巻きます。

スポンジが負けたら、上から布を被せて輪ゴムで留めます。

できたら自分の名前、日付や好きな絵などを書きます。

---恐竜の絵、上手いなぁ……

いよいよ駐車場で、じぶんの水てっぽうを試します。

的の風船めがけて発射!

試し打ちが終わったら、再び工芸室に帰って竹切り体験です。

大人に手伝ってもらいながら、上手に切れるよ。

最後に自分の切った竹と、おみやげをもらって帰りました。

お家でも楽しく遊んでね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たかつき市民環境大学

2024-07-14 15:57:19 | たかつき市民環境大学

第7回「Daigasグループによるカーボンニュートラルに向けた取り組み」

 

日時:2024年7月11日(木)13時~15時

場所:城内公民館2階 視聴覚室

講師:大阪ガス(株)エナジーソリューション事業部 清水拓哉さん

 

本日の午後の講座は、いつものフィールドワークではなく座学でした。受講生には、大学を卒業したばかりの方もおられますが、長年働き詰めだったという方がたくさんおられます。市民大学のような学びの場を得られることは本当にありがたいことだと思います。

さて、午後からは、午前の講座内容と関連性がありますが、身近な大企業が実施されている環境活動について学びました。

 

本日のお話は9項目と多岐に及ぶものでした。

1.都市ガスのはじまり

2.都市ガス事業について

3.LNG市場の動向

4.国のエネルギー政策と都市ガス業界の動向

5.トランジション期の取り組み~低炭素社会の実現~

6.脱炭素社会実現への取り組み

7.再生可能エネルギー事業の取り組み

8.エネルギーの安定供給とレジリエンス

9.2025年大阪・関西万博

 

1.都市ガスのはじまり

明治4年(1871年)、貨幣鋳造の熱処理とガス灯に用いるために石炭ガスの製造を開始、明治38

年に大阪市内のガス灯向けのガス送出開始。1975年天然ガス転換スタートし、1990年完遂。

都市ガスはメタンを主成分とする天然ガスを冷却して液化したガス燃料ですが、大阪ガスさんは

都市ガス事業者なのです。

 

2.都市ガス事業について

2018年「大阪ガスグループ」から「Daigasグループ」に名称を変更し、分社化を進めています。

Daigasガスアンドパワーソリューション(株)が製造業務を担っているそうです。

 

全て自社の8隻の大型タンカーで輸入されたLNG(液化天然ガス)は、製造所で付臭(安全の

為臭いを付ける)した後、総延長約63000キロにものぼるパイプラインで、工場や家庭などに

送られています。

 

3.LNG市場の動向

LNG価格は為替や地政学リスクが大きく影響するが、Daigasグループは長期契約でLNGを

調達することで価格の安定に努めているそうです。

 

4.国のエネルギー政策と都市ガス業界の動向

「第6次エネルギー基本計画」の中で、脱炭素化までの移行期での天然ガス利用促進と合成

メタンがキーワードのようです。

 

2020年10月、当時の総理は2050年までに「カーボンニュートラル」を目指すことを宣言しま

したが、これは温室効果ガスの排出を全体としてゼロとすることで、排出量と吸収・除去量の

差し引きゼロにすることです。天然ガスシフトや合成メタン(e-メタン)が大きく貢献してほ

しいと思います。

 

5.トランジション期の取り組み~低炭素社会の実現~

天然ガスへの転換期(トランジション期)に、「ガスコージェネレーションの普及」や「エネ

ファーム(家庭用燃料電池)の普及」などでCO2削減に貢献したいそうです。

 

6.脱炭素社会実現への取り組み

低・脱炭素の鍵といわれる「e-メタン」が一日も早く技術確立し、天然ガスから移行してほしい

と願います。

また、来年開催される大阪万博会場では、メタネーション実証プラントが紹介されるそうで楽しみ

です。

 

7.再生可能エネルギー事業の取り組み

幅広い再生可能エネルギー電源の開発を推進中。

➀バイオマス発電:バイオマス専焼発電所の発電容量で国内トップレベル

②風力発電:早くから陸上&海上風力の両方に取り組んでいる

③太陽光発電:全国376ヶ所、約70万kwの太陽光発電を運用

 

この中で、太陽光発電に関しては、自然や環境破壊の恐れがあるメガソーラーより、各戸の屋根に

設置することを推奨されました。まったく同感です!

 

8.エネルギーの安定供給とレジリエンス

都市ガスインフラは、阪神・淡路大震災以降、耐震性の向上に注力してきたそうです。

それにより震災時の復旧時間が大幅に短縮されたそうです。つまり、都市ガスインフラの

回復力、復元力(レジリエンス)が高まったことを意味しています。これで安心だー!

 

9.2025年大阪・関西万博

ガスパビリオンの建物形状(写真なし)は屋根がかなり尖がっていますが、これはガスの炎を

イメージしているそうです。地球環境産業技術研究機構、エア・ウオーター、大阪ガスの3社

は、「カーボンリサイクルファクトリー」という実証プラントを公開するそうです。

皆さん、是非万博に出掛けて直接見学してくださいね。

 

 

次回は、7月25日(木)

場所:城内公民館

午前:「市内の環境保全活動団体の紹介➀」

午後:「受講生交流会」  です。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする