自主観察委員が企画・計画・下見をして実施した観察会
10月28日(木)午前
「京都大学阿武山観測所」
講師: NPO法人 阿武山地震・防災サイエンスミュージアム スタッフ
場所: 京都大学阿武山観測所
1880(明治13)年、日本に来日していたジョン・ミルンが地震学会を設立。
大森房基地(1868~1923年)がP波を記録できる大森式地震計を制作。
阿武山地震観測所、初代館長 志田順(1876~1936年)が観測所敷地内で地震計設置のため縦穴掘削中に、偶然「阿武山古墳」を発見。
等、地震学のあゆみと阿武山観測所について、さらに、地震計のしくみについて学びました。
観測所の屋上に上がり、展望を楽しみました。大阪市内のハルカス、六甲山、生駒山・・・すっきりと観えていました。
所内にある地震計の見学(大森式地震計、ガリチン地震計、佐々式大震計、L4C地震計、満点地震計・・・)
「阿武山古墳」の見学。発掘当時のこと、再調査したことなどを伺いました。古墳の周りがきれいに整備されていました。
10月28日(木)午後
「ハニワ工場館」
講師: たかつき市民環境大学アシスタント 辰巳英輔さん
場所: ハニワ工場公園
今城塚古墳のハニワを焼いた、新池遺跡最大級の18号窯の工場館を見学。
日本最大の工場であり、今城塚古墳だけでなく、太田茶臼山古墳のハニワもつくられた。
窯、工房、住居の跡がそろっているのは、日本の中でここだけである。・・・・
天候にも恵まれ、秋晴れの中、楽しく自主観察会を実施することができました。