たかつき環境市民会議ブログ

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自然観察会 原・八坂神社のコケ

2025-02-15 07:45:47 | チャレンジンググループ

2025年2月12日(水)  場所:原の八坂神社周辺  天気:くもり  15名参加

身近に存在している苔のことを案外知らない人が多いものですね、真核生物(→植物→センタイ類、→菌類→地衣類) ???

先ずは説明してもらいましょう。

講義に備えて、こんなに多くの本で勉強して来ました。何でも聞いてください。

苔の不思議な世界にご案内します。

棟方志功の版画作成ポーズの変な人達?塀に集まる怪しい人達?・・苔の観察中で苔の神秘的な世界に触れ時間の経過を忘れた人達です。

観察するとこの様に見えます。水を霧吹きでかけると鮮やかな緑色になり花が咲いたように姿が大きく変化します。

石灯籠の笠に沢山の苔が生え基礎にもこぼれて成長していました。目の高さで観察しやすいですね。

「苔盆景」つくりにチャレンジしました。配置や景色の工夫をこらし自然の美を立体的に表現することがポイントとの事です。

完成した作品は、各自持ち帰り毎日じっくりと観察します。苔には消臭やストレス解消の癒し効果が有ると言われています。


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新春ミステリーウォーキング

2025-01-11 06:53:17 | チャレンジンググループ

2025年1月8日(水)  場所:とある所  天候:晴れ   参加12名

令和6年例会訪問地に関係する人物を祀る神社を初詣し、XX年の節目を迎える場所を

訪れるミステリーウォーキングを行いました。

 

行 程:とある駅⇒とある神社⇒とある公園⇒とあるお寺⇒とある推理作家生誕の地

     ⇒とある商業施設で昼食⇒とある映えスポット⇒とあるメモリアルパーク

     ⇒とある時代にあった跡碑⇒とあるX遊園地の施設⇒太平洋戦争の傷跡

     ⇒とある駅改札口で解散

行先は幹事しか知りません。どこへ行くのか?クイズで謎の地を推理しながら、わくわくするウォーキングです。昨年の西国街道ハイキングで 島本駅前で撮った「楠公父子訣別之所」碑に関係する人物を祀る神社で初詣の後、その人物の銅像のある公園を訪れました。

「とあるお寺」では、高さ18mの巨大で美しい大仏様に驚きました。太平洋戦争時に金属類回収令により解体共出されましたが平成3年に再建されたとの事です。平清盛ゆかりの寺です。

近くに清盛塚・清盛像・琵琶塚がありました。この付近は平清盛が「福原」に都を移した「福原京」であると思い出しました。

戦災・震災と二度の災害にあった橋の復旧モニュメントでは、橋の親柱の根元に大空襲時の炎で黒く焼け焦げた跡が今も残っていました。震災では親柱が崩れ落ちた物が残されていました。地震のエネルギーの大きさが感じられます。

「太平洋戦争の傷跡」では、鉄板を撃ち抜く機銃掃射の跡が残されていました。こんなのに狙われたらたまりません。

「とあるメモリアルパーク」は港の震災メモリアルパークでした。震災で大きく崩れた岸壁や傾いた街灯が当時のまま保存されていました。震災のすさまじさと被害の大きさを肌で感じる事が出来ました。

「とあるX遊園地」には「1.17希望の灯り」と「慰霊と復興のモニュメント」があり

1.17に行われる追悼行事開催の場所でした。

モニュメント内は震災関連の犠牲者の方々の名板があり、希望の灯は震災で亡くなられた人たちの追悼や復興への思いを込め灯されていました。

新春ミステリーウォーキングは、神戸の街と歴史を堪能し戦災や震災の爪痕を見る貴重な機会となりました。

ミステリーウォーキングで訪れた所です。   

行程:湊川神社⇒湊川公園⇒柳原えびす神社⇒兵庫大仏⇒清盛塚・清盛像・琵琶塚

   ⇒大輪橋⇒初代兵庫県庁⇒兵庫城石垣跡⇒北前船荷場跡⇒七宮神社

   ⇒横溝正史生誕の地⇒旧神戸港信号所⇒神戸港震災メモリアルパーク⇒神戸海軍

   操練所跡碑⇒1.17希望の灯り・慰霊と復興のモニュメント⇒三宮駅機銃掃射の跡

 


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自然観察会 JR福知山廃線跡

2024-12-13 14:10:08 | チャレンジンググループ

2024年12月11日(水)  場所:生瀬~武田尾 天気:晴れ  参加12名

かつてSLも走ったJR福知山廃線跡を、武庫川渓谷沿いに枕木が残る道や鉄橋をわたり、懐中電灯を照らしトンネルを歩くなど鉄道遺構が残るコースで自然を満喫しながらウォーキングしました。

懐中電灯を照らしトンネルを歩くとアーチ部分はSLの煙で黒く煤けてました。

足元は枕木が残り側面は石積、アーチ部分はレンガ積みの構造で傷みも無くまだまだ使えそう。

懐中電灯を一旦消し真っ暗なトンネルを体験、一歩も動けず静寂な不思議な世界に迷い込んだ気がしました。

ようやく出口、全員いますか?一人足りない?

アニメの「千と千尋の神隠し」を思い出しました。「トンネルの向こうは不思議な国でした」戻ってこれて良かったですね。

武庫川渓谷の巨岩や野鳥を観察しながらウォーキング、摂津峡も立派ですが規模と水量が違います。樹木は紅葉がキレイ、足元は枕木が残る道が続きます。

一番の見どころの第2武庫川橋梁、表面は錆びていますがリペットで頑丈に作られた迫力のある立派な鉄橋です。足元は木道で整備されていますので安心して渡れました。

親水広場で休憩、春はさくら秋は紅葉で美しい所です。百人一首の「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなるに 水くくるとは」が話題となりました。ここは武庫川ですが見事な紅葉で今日の自然観察会にピッタリの歌です。

紅葉の落ち葉を踏みしめゴールまであと少し。

ゴールの武田尾温泉の足湯でほっこりと、ほのかに硫黄の匂いがする温泉で湯加減も適温で疲れも取れました。


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歴史はいきんぐ  山の辺の道(第1回)

2024-11-23 07:42:01 | チャレンジンググループ

2024年11月20日(水) 場所:桜井~三輪 天気:くもり 参加14名

 

大和平野南北に走る7世紀に造られた官道・山の辺の道、日本最古の道の一つと言われています。

今回は、南の起点桜井から三輪山の麓 三輪明神・狭井神社へ約1里余り歴史的遺産を観察しました。

仏教伝来の地碑にて、なぜここが?

この地域が日本国の称号として「しきしまの大和」と呼ばれる中心地で、大陸からの舟が大阪から大和川を遡り到着する船着き場があった場所。

日本書紀に西暦552年、欽明天皇の時代に百済からの使者が川をさかのぼり、この地に上陸して金銅像や経典を献上し、仏教を伝えたと言われている所と説明がありました。

収蔵庫を覗いて見ると高さ2.14mの2体の石仏が蔵められていました。

金屋の石仏と言って、右が釈迦如来像、弥勒如来像が泥板岩に浮き彫りにされていました。平安時代の後期の物、格子の隙間からスマホを落とさないよう注意して撮影しました。

山の辺の道を植物観察をしながら、さらに歩いて行きます。

昼食は柿の葉寿司とセットで三輪のにゅう麵で温まりました。細麵でコシが強くのど越しのいい素麵でした。

柿を売る露店の土産店もありましたが数は少なく、今年の柿はカメムシの大量発生と夏の猛暑で大凶作との事でした。地球温暖化の影響を強く感じます。

大神神社で御神木と巳さんを拝みました。

拝殿前に立つ神木「巳の神杉」で神の化身である蛇が根に棲んでいるといるとされています。蛇の好物とされる生玉子、酒が供えてありました。

日本最古の神社、大神神社のご神体は背後の三輪山、祭神は大物主神、正体が蛇と伝わってます。来年の干支は蛇ですね、少し早い初詣の積もりです。

急に季節が進み寒い一日でしたが、途中、和菓子屋を見つけ「みたらし団子」や名物「みむろ」食べ休憩しながら、ゆっくりとしたハイキングでした。


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西国街道シリーズ(第10回) 水無瀬の滝

2024-10-13 11:19:56 | チャレンジンググループ

2024年10月9日(水) 場所:JR山崎~JR島本 天気:晴れ  参加12名 

行 程:JR山崎 ⇒ 離宮八幡宮 ⇒ 関大明神社 ⇒椎尾神社 ⇒ 水無瀬の滝  

    ⇒ 東大寺公園 ⇒ 水無瀬神宮 ⇒ 桜井駅跡 ⇒ JR島本 

西国街道に沿って、歴史的名所の「水や油」にゆかりのある神社や水枯したことのない滝などを訪ねました。

平安時代、嵯峨天皇の離宮(別荘)であった地に、大分の宇佐八幡宮から八幡神を勧請したことから離宮八幡宮と称したと説明がありました。

油の製造と販売で栄えたことや、大河ドラマ「光る君へ」主人公まひろの夫・宣孝の山城の国府があった所でした。大鳥居の額「離宮八幡宮」の文字は、ドラマでも登場する書の名人、藤原行成の手によるものです。

菅原道真が大宰府へ左遷される途中、休憩した「こしかけ石」や永井直清(後の高槻藩主)が奉納した手水鉢が残るなど歴史深い所でした。

サントリー山崎蒸留所の奥にある椎尾神社、かつて西観音寺という寺院でした。天王山ハイクの宝積寺で見せてもらった閻魔さまはこの閻魔堂に居られました。メンバーから差しれのおやつで休憩、正しく分配中、いつもありがとうございます。

名神高速道路の天王山トンネル付近にある水無瀬の滝、かなり分かりにくい所にあります。高さ20mで水枯れしたことが無いと言われ、藤原家隆など古くから歌に詠まれた名所です。

自然観察会に突入、名神高速道路工事で現れた天王山断層露頭と道端の植物観察です。

水無瀬神宮にて、石川五右衛門が神宝の太刀を盗もうとしたが、足がすくみ入れず門に手形を押して立ち去ったと伝えられています。大阪府で唯一、名水百選に選ばれている「離宮の水」で水分補給。

ゴールの桜井駅跡、楠木正成と子との「桜井の別れ」で知られています。街道の要所で馬など旅に必要なものを備えた宿駅の跡です。前日の雨もやみ、残暑もようやく落ち着きハイキング日和に恵まれました。


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