薬害肝炎事件の検証会議を受けて今年から始まった厚生労働省の厚生科学審議会医薬品等制度改正検討部会の第4回目の会議があり傍聴してきました。私は2回目から傍聴していますが、だんだんと傍聴席の数が増え傍聴者も増えてきました。少しずつでも社会の関心が高まることは良いことです。通常、国の施策は各省庁ごとに大学の研究者や業界関係者で構成する審議会がありそこで審議して報告書をまとめ各省庁の施策として法律が必要なものは国会にあげます。すなわち私たち国民生活に関わる法律は国会で審議される前に各省庁の審議会で検討されていることが多いのです。医薬品に関することは最近では委員として薬害被害者も加わり一般市民も傍聴出来るようになって来ましたが、非公開のものもあり、国の施策の審議する過程では見えにくい部分がまだまだあります。少しでも傍聴者を増やして国民の関心を示し、審議する過程でも国民の声が反映するようにしていかなければなりません。次回の医薬品等制度検討部会は7月22日(金)です。傍聴には申し込みが必要で事前に厚生労働省のホームページに案内が出ます。
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