環境運動やフェアトレード運動の団体でナマケモノ倶楽部の世話人をしている辻信一さんがスローライフをテーマに大月書店からゆっくりノートブックというのを出していてその5巻に「いよいよローカルの時代」があります。このゆっくりノートブックは辻信一さんがスローフード、スローメディスンといったテーマごとにそれぞれの分野で活動している人と対話形式で綴ったものです。5巻はグローバリゼーションに対するローカリゼーションをテーマにスウェーデン生まれの言語学者でグローバリゼーションに対する問題提起や啓発活動を行っているヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんとの対話でグローバルからローカルへの流れの中に「幸せの経済学」を提唱しています。私は辻信一さんの本を何冊か読んでいますが、いつもが~んと目を覚まされます。今回も私たちの生活の中であたりまえのように身体にしみこんでいるグローバリゼーションの流れのからローカルな生き方を気付かせてくれています。これはあくまでもこの本を読んだ人が自分自身がそのことに気付きどう動くかに関わって行くかの問題です。そろそろと周りの人々と分かち合っていくのかなと・・・。
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