がん患者の生き方を分かち合うがん哲学外来お茶の水メディカルカフェもずいぶん参加するようになり交流も深まってきました。毎回参加する事に、様々な出会いと気付きをもらいます。今日もたいへん興味深いお話がありました。ファシリティドッグという病院での患者さんの介護犬のお話です。今、日本に2つのこども病院で介護犬を使って病院に来る子供を癒してくれる犬を飼っているそうです。手術前に泣き止まぬ子供に手術室まで介護犬を付き添わせると子供が泣き止むそうです。素敵なおはなしですが、本来、人間が対応しなければならないことが人間ではできなくなっていると順天堂大学医学部の樋野興夫教授は指摘していました。人は体験を通して人と人との対話を学ぶー本当の意味での対話の学問が現在に欠けているといいます。病気で気持ちが病んでいる人に、理詰めで「なにか問題がありますか」と言ってもかえって逆上するばかりで、ただ静かに寄り添うことが大切。本当にそうだと感じたメディカルカフェの体験でした。
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