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新しい人物の発見は歴史の楽しみ

2019-04-03 21:19:06 | 日記
学校時代は歴史が不得意で成績もよくなかった私がこんなに歴史好きになったのは親爺が残した勝海舟の本が大きいけれど、歴史の本を読むごとに新しい人物を発見することです。発見と言ってもすぐに発見するわけでなく、一度読んで見過ごしていた人物が別の本を読んで気づかされたり、同じ本を読み返して気づかされたりして発見していきます。その一人の人物を紹介しましょうー井深八重。ハンセン病の神山復生病院に看護師として献身的に活動した人物ですが、会津藩家老の家柄に生まれ親は国会議員、親戚には学者や実業家の家柄でしたが、ハンセン病と診断され戸籍も外されて神山復生病院に患者として送られ絶望の淵にあった時、病院で献身的にハンセン病患者に対応する神父に影響を受け、のちにハンセン病が誤診とわかっても社会に戻らず勉強して看護師になって神山復生病院に看護師として献身的に関わりました。私は何度かキリスト教関係の本で井深八重をさらっと読んだことはあるのでしたが深く関心がなかったものが、幕末・明治の人物の本を読み関連で歴史散歩していく中で井深八重が私の記憶の中に大きくよみがえったのです。これも歴史の楽しみです。
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