何言ってんのって言われそうですが、時折、政治家が東日本大震災に対する失言を聞くたびに明治維新が薩長によって賊軍となった東北諸藩の対応を引きずっていると感じるのです。今、出版される本の中にも著者の出身地によって明治維新の評価は分かれます。勝ったものが上から目線で人を見る構図が明治から続いているのではないでしょうか。しかも初代の内閣総理大臣となった長州藩出身の伊藤博文は海外渡航のおり日本は戦争をしないで明治維新を成し遂げたようなことを言ったそうですが、戊辰戦争は1年半も上越、東北、函館で行われ戦死者もたくさん出ました。東北の惨状を理解できない明治政府の対応が今も続いているように感じてなりません。
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