今日は寺子屋江川塾38回目、テーマは松平定信。江戸の三大改革の一つ寛政の改革を実行した老中首座ですが、老中の在籍期間は6年という短い期間でした。天明の大飢饉で全国に一揆が広がり幕府のおひざ元の江戸でも打ちこわしが発生して老中田沼意次が失脚、一時政治の空白がおきますが、白河藩主として一揆をおこさない仁政を行った松平定信が30歳の若さで老中首座となり貧困対策など寛政の改革を実行しました。しかし、倹約を徹底しその実直すぎる性格が周りから厳しすぎると依願退職に追い込まれました。実に36歳の時で72歳まで生きた生涯で半分のところでした。その後は白河楽翁と呼ばれ学問や趣味の世界で生きました。人生は分からないもので性格が左右したのではという分かち合いの時間でした。
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