グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

民主党の増税法案採決時期譲歩に思う

2012年08月06日 | 日記
昨日のNHk政治討論会の焦点の一つは消費増税法案参院採決時期だった。
8日採決を迫る自民党に対し民主党はあくまで盆明けに拘った。
業を煮やした自民党は「党独自の内閣不信任決議案も視野に入れなければならない」と揺さぶりをかけて番組は終わった。
その結果首相はその後の記者会見で「柔軟に対応する」と言明、採決時期について譲歩せざるを得なくなった。
どうも民主党は状況判断が苦手なようだ。
もともと消費増税法案は自民・公明両党の協力を得て何とかここまで持ってこれたのだ。
この状況は参院採決を控えた今日でも変わっていない。
民主党にとって内心不服かもしれないが自民党の協力なくして今の内閣を支えきれないと思う。
もう少し政局をスムーズに進めないと党の支持率も内閣の支持率も低落の一途だろう。