グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

政府の大震災ガレキ処理中間目標に思う

2012年08月07日 | 日記
政府が岩手・宮城両県の大震災ガレキを2012年度末までに全体の54%(岩手57%、宮城53%)とする中間目標を設定したとのことだ。
どうも2013年度末100% 完了という最終目標が危ういという観測が背景にあって今回中間目標設定に繋がったようだがそれでもまだ心配だ。
というのもガレキ処理を加速させる方策が全く見えてこないからだ。
果たして「ガレキ処理の進捗を適切に管理する」だけで処理目標が確実に達成されるものだろうか。
一昨日のこのブログでも記したように処理施設の増設や一部でささやかれている作業員の確保などは相当な計画性が要るハズだと思うが・・・。
また不燃物等の広域処理頼みも不安を残す。
中間目標設定は結構だがさらに具体策が欲しいのだ。
その上での数字であって欲しいと思う。
環境相は「(今のペースでいけば)中間目標は達成できる」と話しているようだがこれが希望的観測であってはならない。