グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

白物家電の復権に思う

2012年08月23日 | 日記
某家電メーカーが白物家電に今まで以上に注力していくスタンスを明確にしている。
冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの代表されるいわゆる白物家電は一昔前に電機業界を支えた花形商品だったが情報家電(最近これらを「黒物家電」と呼ぶことを初めて知った)の成長とともに横ばいまたは右肩下がりに甘んじるようになった。
ところが液晶テレビ、スマートフォン、タブレット端末などの新分野はあろうことか海外勢の席捲を許しすっかり日本企業のカゲが薄くなってしまった。
そして白物家電はここに来て省電要請あり、インターネットを利用した付加価値などで新たな買い替え需要が見込まれるようになった。
まさに「捨てる神あれば拾う神あり」か。
これはわが国の家電業界にとって復活のチャンスだろう。
ただ黒物分野においても決して諦めることなくキチンと捲土重来を図って欲しい。
韓国・台湾企業や米国企業に出来て日本企業に出来ないことなどあるハズがないと思うのである。