グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

首相の反原発団体代表との面会に思う

2012年08月24日 | 日記
先日首相が官邸で反原発団体との面会に応じた。
この面会に対しては事前に内部から「会うべきではない」との意見もあったが民意を重視したのかあるいは(仲介した)前首相への義理立てなのか分からないがとにかく首相は面会に応じた。
面会結果は首相が反対団体からの原発再稼動中止要請を明確に拒否したことから評価としては「可もなく不可もなく」終わったのだが反対団体側からすればガス抜きにまでは至らなかった。
今後どんな展開になるのかいささか気になるところである。
もう一つ気になったことといえば国家戦略相が直前に「2030年原発ゼロを目標に検討を進める」と言明していたが首相は一切このことには触れなかった。
国家戦略相の言明は首相のこの反原発団体との面会に向けて準備されたものではなかったのか。
首相もどこかの大統領のように毅然とした姿勢を国民に見せたかったのかもしれない。